田村芽実のインスタグラム(tamura_meimi) - 8月20日 00時02分
今日は「書くことについて」のお仕事でした。
自分の趣味が、こうして少しずつお仕事になっていくことはとても嬉しいです。
「書くことは好きですか?」
と聞かれた時、
「好きです」
と、素直に答えられない自分がいました。
歌うことやお芝居することは、
「好きです。」
と即答できるのに、何でだろう?と考えましたが、何かを書く時は、
「書かないとやっていられない時」
すなわち、極限状態に追い込まれている時なんだと分かりました。
私は書くことに命を救われて、書くことで心を解放して、書くことで人と対話ができています。
心の扉がパタリと閉じてしまった時、書くことにより小さな窓が開いて、私は呼吸ができるようです。
だから、書くことは私の本当の意味での「生き甲斐です」
こうして「言葉」が、「文字」がある時代に生まれることができたことに強く感謝できた1日でありました。
写真は、そんなお仕事をくださった方からいただいた素敵な絵本。
絵本と谷川俊太郎という、クリームぜんざいあんみつみたいな私の大好きな盛り合わせで、心があったかくなりました。
私はたまに、心がいっぱいになってしまうと、急に話せなくなる時、どう話したらいいかわからない時、話したくなくなる時があります。
意地っ張りな性格の私は、催眠術にかかったように、喋ろうとしても声が出ないのです。
そんな時、紙とペンがあれば、本当の気持ちを綴ることができます。
口にしてしまえば、それは空に飛んでいってしまって見えなくなって、つかむこともできないけれど、紙に書いたら、手元に残ってくれます。
だから、心のまんまに言葉を書けた時は嬉しいし、少し違ったら、上から塗りつぶすなり自由にしていいのです。
口にしてしまえば、すべて本当のことになってしまうから。
せっかちな私は、せっかちなだけに、それが怖い時があるのです。
これからも、書くことで自分の孤独と向き合い、他人に寄りかかりたいけど委ねられないときは、きっと、書くことに助けられると思います。
それにしても、書くことが本当は好きなんです。
でも、好きじゃないのは苦しいからです。
それはきっとまだ「言葉」が、「文字」が、私に振り向いてくれていないからなのかなとも思います。
きっと、まだ片思いなようです。
これは永遠に続きそうで、寂しいけどだから、ずっと好きでいさせてくれそうで、苦しくて、推しが尊い
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2023/8/20