小林希ネコのインスタグラム(nyantravel) - 12月5日 11時14分


オレちんはこの
キャットタワーというのか
森の木みたいなふりをする
へんてこなやつが
じつはきにいってる

森の木みたいに
さわさわうごくムシもいないし
オレちんたちが食べていた
オオミズナギドリもいないから
こころがおちついていられる

オオミズナギドリは
だいじな島のトリだから
だべちゃだめだと
ニンゲンがいっていた

なかまたちもこっちにきたら
きっとトリをたべなくても
おいしいものがあるって
わかるとおもう

でもまだニンゲンには
かんぜんにこころをゆるして
いるわけじゃない

だから
森の木のふりをするやつに
かくれて
こっそりカンシしている

御蔵島ネコ界の
ギャングスターのナにかけて
オレちんは
ケイカイをおこらない



—//

御蔵島で暮らす森ネコは、もともと人間が飼っていた猫が野生化しました。
そして、島の貴重な鳥のオオミズナギドリを捕食してしまい、年々減少の一途を辿っています。
オオミズナギドリが減少すれば、古来培われた島の自然の循環は壊れ、御蔵島のイルカたちもいなくなるのではと危惧されています。

そこで近年、「御蔵島のオオミズナギドリを守りたい有志の会」の方々が、森ネコを捕獲して、人に馴化させて、里親をさがす活動をしています。
オオミズナギドリと猫をどちらも守るための、地道な活動です。
私は御蔵島に行きその存在を知り、内地(島からみた東京都内)でやっている森ネコさんの写真展に行きました。
そこですっかり森ネコたちの愛らしさに心奪われました。
聞けば里親になる条件も、独身の私でも可能とのこと。されど猫に居心地の悪い環境にしたくないから、今里親になるべく、準備を始めました。
この黒白のギャングスターは、保護猫名フィリックス。有志の会で馴化させたら、連絡をもらえることになっています。
まだまだ、ギャングの血が迸っているみたい!

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2018/12/5

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