三島想平さんのインスタグラム写真 - (三島想平Instagram)「NHK朝ドラ『まんぷく』終了。中盤からはほぼリアルタイムで観られました。前作のてんやわんやっぷりからうって変わって、いい意味で安心安全で丁寧な朝ドラクオリティ。最後まで楽しかったです。心に残った点をツラツラやります。まず特筆すべきは安藤サクラ氏、福ちゃんの泣きの演技、日本有数と言っても過言ではないでしょう。序盤、咲姉ちゃんの結婚式のシーン、小さな源を背負って海辺で独白するシーン、全体のハイライトのひとつでもある塩軍団解散のシーン、生前葬で鈴さんに語るシーン。どれも凄く心を揺さぶられました。長谷川博己氏の萬平役、疎開先で自分の無力さを嘆くシーンの迫力は物凄かったです。後半になるにつれややステレオタイプな昭和のおじさんっぽい面がクローズアップされていったのは少し残念だったかもなー。でもそれで福ちゃんの包容力が際立ったのも確かで。福ちゃんって本当にふつうの主婦なんだけど、パートナーと信頼し合うことの一つの形の提示だと受け取りました。ハセヒロは歳とっても絶対格好いいな。物語のキーだったのは常に松坂慶子氏の鈴さん。特に後半、萬平さんの発明→頓挫→打開→頓挫…という展開のループになり、ドラマチックだった前半に比べやや冗長になるんですが(それがある意味リアルなので製品が出来た時に嬉しいんだけど)そんな状況でも鈴さんがあーだこーだといい感じにくだを巻いてくるからこそ飽きずに進んだと思います。雑感◯桐谷健太氏うさんくさい役がこんなにハマるとは◯塩軍団もっと見たかった◯岸井ゆきの氏かわいい◯要潤イケてる◯最後の方の松下奈緒氏さすがにあんな50代おらん◯今も昔も牧瀬里穂氏は美しい◯若い頃の源ちゃんがパーフェクトミュージック社長の成田くんに似ている半分フィクションとはいえ、あらかじめ結末がぼんやり見えているものに対して長いスパンで小波大波織り交ぜつつ作品を作り続けるのは凄く難しいことだと思いますが、そこにしっかり成功した佳作だったのではないかと。半年間楽しかったです。ああ…まんぷくロス。なつぞらはどうだろうか！」3月31日 0時59分