中瀬萌のインスタグラム(moe0814n) - 7月3日 19時08分


作品のことばかりアップしていたので、なんでもない日の考え事を書きます。

最近はなんでしょうね、ピンク色が好きになった。
保育園の頃からずっとピンク色が大嫌いで、キティちゃんよりもウルトラマンが好きで、ウルトラマンのTシャツとか靴とか履いてた。三つ編みやポニーテール、おだんごヘアが大嫌いで、というか髪の毛を結ぶという事自体が女の子みたいで嫌だったから、保育園の行事の時に先生が、可愛くしようね〜って言って結んでくれた髪の毛を解いてグッシャグシャにして、女の子みたいにするのやめて!って叫んだ記憶が今でも鮮明に。ごめんよ先生。

もちろん歳を重ねれば嗜好は変わるし、好きな色くらいまあそりゃ変わるでしょうが。今でもあまり、ふわふわクルンの髪の毛にしようとは思わないし、なんなら2年前ぐらいには髪の毛邪魔だなとか思ってショートにしたぐらいなのでもっぱらその辺に対して雑なのですが。
話が早くも脱線したんですけど、ピンク色ってのは自分の中で女っぽいだとか、可愛らしい 印象でして。そんな色を好きになって作品も少しずつ変わっていく過程にはわたしには何が起こったんだろうと、考えてましてですね。結局やっぱり作品の話になっちゃうんですけど、ええ。
何色を使うかって、正直全く何も考えないで創り始めるんですけど、今は黒を使う気分にはなれない時期で。そんでも三ヶ月前までは展示の半数が黒を占めてたくらいの、それはなんだかな、心の占領。別にピンクだから、明るい色だから、気分が晴れやかなの、ってな理由でもないんですけど、ピンクを定義する自分の中の感覚が少し変わった気がします。
トイレの表示が赤が女で青が男のように、色っていうのは何かわかりやすく分けているけれど、潜在的に洗脳みたいなのがあって、ある意味でとても恐ろしくて、自由なのに囚われてしまうような存在です、わたし的には。そうゆう意味では、私の作品はわたしの全身を持っていると思う。



何色の服を着てもいいし、どんな色を好んだっていいはずなのに、それがどうしてか、左右されがちで、世間に。女っぽいから、という理由で今までピンクを拒んでいたわたしも含めて。

わたしは女であるけども女っぽくはなりたくないと思っていて、でも女性ではありたいと思っている、そんな、言葉ではひょいひょいとなんとでも言えるナァ。


女 へのステレオタイプ  
昨日は久しぶりに竜さんのところへ行き、色々話を聞いてもらった。 @ryusuke_inoue
そしたらぽろっと、萌ちゃんは男らしいからね。それは男っぽいとは違うよ。
と言われた。理由は聞かなかったけど、嬉しかった。 でもわたしは今、ピンクを好きになれた女だとも同時に思った。 生まれ変わったら男になりたいと、昨日も竜さんにそう言ったけども、多分私に来世はないので、今、この瞬間を永遠に、女で在りたいと、思った、ヨ。

そんな日々

kemmy


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2019/7/3

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