エリイ のインスタグラム(elliechimpom) - 7月28日 17時25分


マンチェスターの展示

#Repost @chimpomart ・・・
“A Drunk Pandemic”

First photo: Rob Connor

マンチェスター・ヴィクトリア駅の地下にある巨大な廃墟で、新作の大型プロジェクト「A Drunk Pandemic」を行っています。マンチェスター・インターナショナル・フェスティバルのためのプロジェクトで、コンタクト劇場のキュレトリアルコレクティブ・ヤングキュレーターによるキュレーションです。 - Victoria Station地下の廃墟内にオリジナルのビール工場を設置。コレラで亡くなった人専用の埋葬地とされたこの環境で、オリジナルのビール「A Drop of Pandemic」のEH Approved edition (衛生局認可バージョン)と EH unapproved edition(衛生局不認可バージョン)を醸造する。コレラや酵母といったバイオ的なプロセスを可視化しつつ、コレラとビールの歴史的な関係を文脈とする。
19世紀のコレラ流行時、一度煮沸してから醸造されるビールは、生水の代替品として考えられていた。修道院で生産されるトラピストビールはその過程で生まれ、実際に民衆の間では当時「水か酒か」という議論がなされたという。 - そのビール「A Drop of Pandemic」のテイスティングの場と直営店として、公衆便所内にパブ「Pub Pandemic」(バーテンはChim↑Pom)を設営。トイレとしてもバーとしても機能。
マンチェスターから発生した産業革命の直後、急激な都市化による劣悪な衛生環境は、コレラのパンデミックを引き起こした大きな要因であった。近代‪都市の上下水道‬などのインフラ整備と衛生改革は、コレラへの対応としてなされたという。コレラ患者は老人や虚弱者や労働者、酒飲みといった貧困層に偏っていた。当時、裕福な層が彼らを道徳的に劣っている、と考えていたことから、「コレラ=不道徳」という考えがあったという。“不道徳な病気”を撲滅するには、“不道徳な人間”の生活環境を道徳的に向上させなければいけない。衛生革命や公衆便所の設置は、そんな発想で行なわれたとも言われている。ちなみにパブは、パブリックハウスの略である。パブ・パンデミックも新たなプラットフォームとして、観客とChim↑Pomの交流の場として設置される。

To be continued... #adrunkpandemic #pandemicpissup #chimpom #mif19


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2019/7/28

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