松本隆のインスタグラム(takashi_matsumoto_official) - 9月21日 17時42分

simple song

波は白い手袋
ざわめいて招く

南佳孝に作詞をする時は、男で同い年ということで、作り事がない自分が投影されることが多い。その中でもアルバムの片隅に置き忘れられたような、この小品の傑作が人気が高く、他では封印され、九月にこのsonoriumだけで演奏せれると聞いた。で、はるばるこのsimple songを聴きに神戸からやってきた。他に昼下がりのテーブルとピースを歌ってくれ、ぼくに静かな涙を浮かばせた。このあたりは起きたことをそのまま紙に書き記した詞が多く、歌い手との共有する時代の重さもあり、とにかく濃いのだ。歌詞に歌われる人生は、当時30代かな？まだ想像で書いてるが、二人とも今では七十年の人生を目の前に俯瞰する年齢になったわけでとてつもなく感慨深い。今日は佳孝の歌が聴けて、ほんとうに幸福だ。

[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め！「UVシールド」を購入する