勝恵子のインスタグラム(keiko.katsu) - 6月19日 22時33分
私も14年前に母親になった。その時の感情が、この小説の最後に書かれてある、「作者の言葉」そのものだった。
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アーモンド
ソン・ウォンピョン
矢島暁子訳
祥伝社 ・
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扁桃体(アーモンド)が小さく人としての感情がわからないユンジェ。ちょっとした偶然から親の愛を受ける事が出来ずに育ったゴニ。二人の''感情"が、奇跡的、愛によって寄り添っていく。
作者の言葉より。
「人間を人間にするのも、怪物にするのも愛だと思うようになった。」母になった作者の感じた子への戸惑い、愛情。多くの母親が感じる体験だ。
そして、様々な偶然から親の愛を受けることができない環境に置かれてしまった子供達に、親でなくとも、あなたは生まれてきた素晴らしい存在であると社会が無条件の愛を与える場であれば、子供は育ってゆく。
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人間は、誰かの愛によっていつでも変わることができる。その事を忘れたくない。心の中に涙が溢れて止まりませんでした。
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2020/6/19