eriのインスタグラム(e_r_i_e_r_i) - 8月24日 11時15分

母がとても大事にしていた、ヴィンテージのレーヨンパンツがとうとう私の手元へやってきた。
サーモンピンクのレーヨン地に大胆にモンステラの葉とカラーの花が描かれている。

サイジングを理由に母はわたしに譲ってくれたのだけど、それでもかなり苦渋の決断だったと思う。私がこれを好きでジワジワとねだっていたから、譲ってくれたのだと思う。母は本当に服を綺麗に着る人で彼女の持つヴィンテージのコレクションはどれも徹底的に丁寧に扱われている。見習いたいけど私にはできないな…。

母は自分はもう着ないのに、パンツをリペアまでして私に渡してくれた。大事にしてねというプレッシャーでもある。

このパンツはほんとに美しい。
おだやかなサーモンピンクも、目を惹くのに上品な大柄のプリントも、どこをとっても素晴らしい。

これを譲り受けたとき、この生地を作ってあげたらまた母も着れるじゃないかと思いついた。
この生地を完璧に再現することに決めた。
そうとなったら、シャツも、ドレスも、ガウンも、、色々と欲しいものが浮かんでくる。来年の夏にはセットアップにして着れるといいな。

物をつくるときの動機は、パーソナルであればあるほどいい。

必要なものを必要なだけ、つくって生きていきたい。

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