北川富紀子さんのインスタグラム写真 - (北川富紀子Instagram)「人生5回目のサーフィン 📍辻堂/神奈川県藤沢市「台風が来てるから、行こうか」大ベテランサーファー師匠の一声で急遽行くことになった昨日のサーフィンまじっすか。これが噂の台風サーフっすか。超ド級の初心者が自然の猛威に挑んだりして許されるんすか。という言葉を凝縮させて「お願いします」と返信したのが全ての始まりでした。サイズは【胸頭】※ひとつ前の投稿参照いやいや、自分まだボードの上で負け犬ワンワンポーズしかキメたことないっすけど、まじっすか。てか気温15℃って正気っすか。という気持ちを力に込め1.5ミリのウェットスーツに身をねじ込んで、いざ出陣！！！まず、台風でパッカリ割れた海を見た都喜子の記念すべき第一声は、「ギャーーーー！！！(殺す気かーーーーっっ) 」でした。【胸頭】の巨大な波は例によって例の如く、沖に出ようとする都喜子を何度も阻む潜って回避しようにも今まで経験したサイズの比じゃなく、ぐるんぐるんにかき回されてまるで洗濯機の洗濯物状態… やっとの思いで空中に出てハッハッハッと肩で息をしている間にも次々と襲いかかってくる巨大波　＆　猛スピードで真横を滑っていくベテランサーファーたち掟上、波に乗ろうとしているサーファーの後ろにいるのは絶対NG それはわかってるんだけど回避出来ない「洗濯機の刑」そのまま2〜3回ほどベテランサーファーに轢かれそうになったクタクタの洗濯物は息を荒くして謝り続ける完全に私が悪いのに「大丈夫ですか」「すみません」と声をかけてくださるサーファーさん。ぅう。。胸が痛い… その様子を見た他のベテランサーファーたちとチラチラ目が合い、完全に場違い申し訳ありません状態ひとりのサーファーが師匠のもとに近寄り何やら伝えている様子に刑期の終わりを悟った都喜子という名の洗濯物。「ポイントを変えよう」師匠に促されて、すごすごと辻堂を後にすることに。。コレが洗礼というやつですか洗濯機による洗濯物への洗礼 …ですか。迷惑をかけてしまったサーファーの方たちにも、せっかく連れて来てきてくださった師匠たちにも申し訳ない… みんなが安全に楽しめるよう自分のレベルに合ったところできちんと経験を積んでいかないと。と、反省次に向かったポイントは 📍由比ヶ浜　/ 神奈川県鎌倉市高さは【腰】小ぶりの波で水面がキレイに整っていて初心者サーファーも多かった。ココなら安心して楽しめそう！と思った矢先、ピタリと波が止んだ。アレ？？全然来ないどうやら波待ちの間隔が長〜いポイントだったらしく、忘れかけていた「寒さ」という試練が襲ってきた、、さ、、寒すぎる… 水中の方が温かく感じるほど冷たい雨風が容赦なく肌を刺すたまに来る波に乗って負け犬ワンワンポーズをキメるその瞬間だけが寒さを忘れられた。ハッキリ言って、もう帰りたかった手足が冷たく痺れて感覚はとっくに無くなっていたけど我慢した理由はひとつ波のコンディション【40点 / ◯】と最高だった辻堂をわたしのせいで退場になり、堪能出来なかった師匠と師匠のお友達に申し訳なかったから。だから、暫くして「もう良い波は来ないからあがろうか」と師匠から声をかけられた時は死ぬほど嬉しかった…！ …………が、その言葉とは裏腹に師匠の目線は遠くの沖を注視している。あ、、あがらない… のかゴールが見えた時ほど低下する仕組みになっている人間の気力を恨んだ師匠がお得意のパドルテクを駆使して波をぐんぐん追いかける一方、一度途切れた都喜子の精神力はもう戻ってくる気配もない。あっという間に師匠を見失い泳いで探し続けること30分、、 …ト　…トマムですか？ここは、北海道のゲレンデですか？持ち前のド根性魂を発揮させて水面で足をバタバタさせたりボードから降りてジタバタと全身を動かしてなんとか体温をあげたが、一向に師匠は見つからない。。いよいよ腕まで痺れて限界を悟り遠くにいた師匠のお友達のもとへ泳いで向かう「さ、寒いですね… そろそろ限界が近いかもです。。」するとまさかの一言「あがりましょうか。師匠もとっくに上がって車で待っていますしね(^^)」？！！！！！！！！ (ﾟДﾟ) 青天の霹靂いいいいぃいイイイイイィ！！！！歯をガチガチ震わせながら全身の筋肉をフル稼働させて競歩で戻った車の助手席には見るからにあったかくて気持ち良さそうなモッコモコのぬっくぬくのスウェットを着た師匠が、美味しそうに「た●のこ●里」を頬張る姿がそこにあった、、、 …というわけで、 5時間ものあいだ寒さと闘った自分を褒め、師匠にわけて頂いた「たけ●●の里」を頬張りながらドライスーツを購入しようと固く決意した都喜子でありました。ー終ーご拝読、お疲れ様でした。お付き合いいただきありがとうございました♡」10月9日 10時27分