小見山峻さんのインスタグラム写真 - (小見山峻Instagram)「. 小見山 峻 個展 「なにものでもないものたちの名づけかた」 巡回 名古屋展 2020.12.5(Sat)〜12.27(Sun) at C7C gallery(名古屋市千種区千種2-13-21 2F) OPEN 13:00~18:00 CLOSE Tuesday, Thursday ※京都展(at haku kyoto)とは展示内容が一部差し変わります。 . . 小見山 峻の個展「なにものでもないものたちの名づけかた」を開催いたします。 ファッションや音楽シーンでの活躍が注目されている小見山が、視るという行為にフォーカスを当てた新作を発表いたします。 作品の製作過程で様々なアナログの実験を繰り返し、視るという行為を解体模索していきます。 . ー 「視る」ということは、「名前を認知する」ことに限りなく近い。この世界のものはたいてい、それぞれの名前を所有している。そして、私たちのなかにごく自然と沈殿した経験と知識により、視たものの名前を無意識に思い浮かべて認知する。視認。それは、目に映ったものに無意識に名前を当てはめることによる確認である。それが固有名詞であれ、普通名詞であれ、「名前」をもってして私たちは初めて「視る」に至るのである。つまり私たちは日々、視線を振り分け、そこに映るものに名前を当てはめて世界の認識を広めてゆく。そして判断し、切り取り、選び、写真として結晶にする。 名前のないものは誰も「視る」ことはできない。 自分自身が「視認」することによって生まれた写真たちから、名前を奪う作業を繰り返した。 名前を失った彼らを、あなたは視ることができないのかもしれない。或いは経験に基づき名を振り分けて判断するのかもしれない。あなたが此れらの名付け親になるとき、それはあなた自身のアイデンティティなのかもしれない。                                                                       ー小見山 峻  90年代からデジタルカメラが一般に広く普及してから30年が経ち、2010年代に急激に普及したスマートフォンやSNSの登場により、誰もが気軽に写真を撮り、発表することができるようになりました。 それに伴い溢れかえる写真や映像、様々な情報が錯綜する今、先入観でものごとを見てしまったり、深く考えなくなったりしていないでしょうか。今回の写真は、自ら考え、「視点」を変えながら一人ひとりの違いを認識することの重要性を問いかけています。デジタル加工編集を一切行わずアナログ手法によって制作された今作品は、いずれも全て現実の足跡でありながらも、その工程によって「名前」を奪われ、その存在意義を観測者に委ねることになります。そこには日常生活から国際問題まで現代社会のあらゆる問題の根本にあることを見つめ直すヒントがあるのではないでしょうか。 . . なにものでもないものたちの名づけかた . . 小見山 峻 写真家。神奈川県横浜市出身。2018年、JWアンダーソン主催の”YOUR PICTURE / OUR FUTURE”にて日本人で唯一ファイナリストに選出されるなど、海外からの注目も集める。2018年に写真集「hemoglobin」を出版。主な個展に同名の「hemoglobin」、「冴えない夜の処方箋」など。eyescreamにて、写真と詩の連載「popcorn-talkie」を掲載中。 HP : https://www.shunkomiyama.com/ instagram : @shun_komiyama . @c7cgalleryandshop」12月4日 22時22分 - shun_komiyama

小見山峻のインスタグラム(shun_komiyama) - 12月4日 22時22分


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小見山 峻 個展 「なにものでもないものたちの名づけかた」
巡回 名古屋展
2020.12.5(Sat)〜12.27(Sun)
at C7C gallery(名古屋市千種区千種2-13-21 2F)
OPEN 13:00~18:00
CLOSE Tuesday, Thursday
※京都展(at haku kyoto)とは展示内容が一部差し変わります。
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小見山 峻の個展「なにものでもないものたちの名づけかた」を開催いたします。
ファッションや音楽シーンでの活躍が注目されている小見山が、視るという行為にフォーカスを当てた新作を発表いたします。
作品の製作過程で様々なアナログの実験を繰り返し、視るという行為を解体模索していきます。
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「視る」ということは、「名前を認知する」ことに限りなく近い。この世界のものはたいてい、それぞれの名前を所有している。そして、私たちのなかにごく自然と沈殿した経験と知識により、視たものの名前を無意識に思い浮かべて認知する。視認。それは、目に映ったものに無意識に名前を当てはめることによる確認である。それが固有名詞であれ、普通名詞であれ、「名前」をもってして私たちは初めて「視る」に至るのである。つまり私たちは日々、視線を振り分け、そこに映るものに名前を当てはめて世界の認識を広めてゆく。そして判断し、切り取り、選び、写真として結晶にする。
名前のないものは誰も「視る」ことはできない。
自分自身が「視認」することによって生まれた写真たちから、名前を奪う作業を繰り返した。
名前を失った彼らを、あなたは視ることができないのかもしれない。或いは経験に基づき名を振り分けて判断するのかもしれない。あなたが此れらの名付け親になるとき、それはあなた自身のアイデンティティなのかもしれない。                     
                                                 ー小見山 峻

90年代からデジタルカメラが一般に広く普及してから30年が経ち、2010年代に急激に普及したスマートフォンやSNSの登場により、誰もが気軽に写真を撮り、発表することができるようになりました。
それに伴い溢れかえる写真や映像、様々な情報が錯綜する今、先入観でものごとを見てしまったり、深く考えなくなったりしていないでしょうか。今回の写真は、自ら考え、「視点」を変えながら一人ひとりの違いを認識することの重要性を問いかけています。デジタル加工編集を一切行わずアナログ手法によって制作された今作品は、いずれも全て現実の足跡でありながらも、その工程によって「名前」を奪われ、その存在意義を観測者に委ねることになります。そこには日常生活から国際問題まで現代社会のあらゆる問題の根本にあることを見つめ直すヒントがあるのではないでしょうか。
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なにものでもないものたちの名づけかた
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小見山 峻
写真家。神奈川県横浜市出身。2018年、JWアンダーソン主催の”YOUR PICTURE / OUR FUTURE”にて日本人で唯一ファイナリストに選出されるなど、海外からの注目も集める。2018年に写真集「hemoglobin」を出版。主な個展に同名の「hemoglobin」、「冴えない夜の処方箋」など。eyescreamにて、写真と詩の連載「popcorn-talkie」を掲載中。
HP : https://www.shunkomiyama.com/
instagram : @小見山峻
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2020/12/4

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