小池花瑠奈のインスタグラム(natsu_matsumiya) - 2月21日 20時51分

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2020年の4月7日、緊急事態宣言が発令され、およそ二ヶ月間不要不急の外出を控えざるを得なくなった。

必要最低限の買い物以外、家の中で朝を迎え、
外の空気も光も、人も、感じないまま一日の幕を閉じるという日々を繰り返した。

ニュースを見る度増えて行く感染者数や亡くなってしまった方々、
延期になり先の見えない撮影や 仕事。

勿論、不安や心配の感情は煽られた。

しかし、(語弊があるかもしれないし、呑気過ぎると受け取られてしまうことを覚悟で言うと)
その生活自体に関してだけ言えば、全く苦ではないことに気がついてしまった。

絵を描いたり、映画やドラマやアニメを観たり、
料理をしたり、本を読んだり、ただ音楽を聴いたり。
自粛期間でやっていたことと言えばそれくらいだ。

そんな家の中でのみ過ごす生活が、驚くほど、
あまりにも、ストレスがなく快適だったのだ。

気づかないうちにこの期間が
家を出ては行けない、ではなく
家を出なくて良い
という感覚になっていた。

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