進藤やす子のインスタグラム(yasukoshindo) - 2月27日 14時24分
【直島その3】
2005年の初訪問時、いたく感動した31歳の私が書いたものの続き。今よりまどろっこしい言い回しだけどよかったら。
(一連の写真はフィルムカメラNikonFM2で撮ったものです)
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ーー以下コピペーー
1992年にオープンした美術館「ベネッセハウス」。 安藤忠雄設計による美術館と宿泊施設を併設した「アートサイト直島」の核となる施設で、豪華なメジャーどころの作品が室内外に並びます。
しかも宿泊者は22時近くまで館内の作品が堪能できるというとってもとっても贅沢なホテル。
16時からは2階のカフェで瀬戸内海に沈む夕陽を眺めながらのシャンパンサービスがあり(宿泊者のみ)、ただひたすらゆっくり、赤く美しい太陽を眺められる幸せ。
日々忙しくて、ボーッと夕陽を眺めるなんてことないですよね?
もしかしたら東京の夕陽だってキレイかもしれないのにね。
そして沈み終えるのを見届けた後は館内スタッフによる作品ガイドツアー(自由参加)。 これがまた学芸員によるものではないので、堅苦しくなく個々の思い入れなどもあってなかなか面白いのです。
(私が参加した日は「飲食スタッフによるガイド」でした)
ちなみにこちらのホテルスタッフは
いかにも!といった感じのホテルマンとは違ってなんだか親しみやすい。 ただ、しっかり4か月間東京の帝国ホテルで研修があるようで 基本はきっちりした上での島になじんだ心地よいサービス、 といった感じでしょうか。
いたれりつくせりのホテルサービスを求める人には「ん?」 と思うかもしれませんが、このつかずはなれずの接客が とても気に入りました。
スタッフのおじさん(おじいさん?)とちょっぴり仲良くなり 夜はバーラウンジ(といっても普通の部屋のような感じ)で 昔の直島の様子などお話を聞くことができました。
そしておじさんが バタバタと忙しく動こうとする私達を見て
「島に来たら島時間にならないと」
とひとこと。
あーー、ほんとそうですよね。
アレもコレもと短時間で網羅する過ごし方はなんていうか本末転倒。
たとえ、やり残したことがあっても
ゆっくり流れる島時間に身を委ねた方が本質を体感できる気がしました。
さらにおじさん、もうひとこと。
「不便さを楽しむくらいじゃないと」
夜な夜な仕事をしたり、閉店時間が早い!と文句を言ったりする 今の生活がずいぶん麻痺してることにも気付かされたのでした。
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2021/2/27