三宅洋平のインスタグラム(miyake_yohei) - 8月17日 08時35分


Q: 素朴な疑問です。メガソーラーや巨大風力発電を否定して、どうやって脱原発をするのですか?

このように質問を頂きましたので、簡易にですが以下のようにお答えしました。



A:ソーラーは既存の建物の屋根に設置するのが原則。生産過程での環境インパクトを加味するとソーラーはあくまで過渡期の技術であり、限定的な発電方法にとどめるべきだと考えます。また、耐用年数を過ぎてから回収分解までの責任をメーカーや設置業者、政府が負うなどの法整備が確実になされている必要があります。

戸別の発電力が問われます。小型風力、屋根の雨水を利用した小型水力など、地域によって特性をミックスした自家発電を推奨。

また、地域単位の発電に関しては、岐阜の郡上のほうでは200戸の出し合いと助成金でイタリア製の水車発電を運営、域内の電力自給及び電気代が地域経済内を循環することに成功しています←ここめちゃポイント(お金が地域から流れ出さずに循環する域内経済vsグローバル経済)。

小型の蓄電技術の発達が問われます。僕が1回目の選挙から政策に蓄電技術のことを入れていたのはそのためです。

EVカーが増えることには問題も多い(日本の車が全てEVカーになると原発120基分の電気が必要という数年前の試算がある)のですが、家庭単位の蓄電池としてはこれも利用できるポテンシャルが充分にあります。相当中古のEVカーでも、蓄電池としてのみの利用ポテンシャルはまだ全然あったりします。例え車としてはもう乗れなくても。

これ!というメガで単一的な答えではなくて、地域ごとの特性に合わせて多重的な発想で、なるべくオフグリッドで、グローバル経済にフル依存しない方向転換は可能だと思います。

僕より詳しい人はいくらでもいると思いますし、不完全ですみませんが今日の回答はこのくらいにしときます。

追記:
都市人口の3割程度が、中山間地域へ移住すること。電力消費の観点から言うと、都市への人口集中は解決すべき前提になるとも考えます。これは電力の観点のみならず、包括的にかなりポイントになってきます。僕は今夏、家でクーラーはおろか扇風機すら使用していません。(標高400メートルの中山間地。築70年程度の古民家。)山間いで土間のある古民家は、夏でも涼しい立地と作りになっている事が多い。もちろん当てはまらない物件も多々ありますが。


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2022/8/17

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