ひうらさとるのインスタグラム(marikosatoru) - 10月22日 06時54分

山本文緒さんの「無人島のふたり」を相変わらずの山本さんらしい文章に心地よさを味わいながらも、じわじわとした悲しみに包まれながら読んでいたら、突然自分の名前が出てきて
そしてその時の山本さんの気持ちを知って、突っ伏して号泣してしまった…。

ごめんなさいなんて思わないで下さい。
私は嬉しかったです。
「ばにらさま」がそんな思いで出されたなんて知らないまま、とても楽しく「ああ、私もずっと現役の話を描こう」と勇気付けられて読めて嬉しかったです。
感想を直接お伝えできて嬉しかったです。
会えなかったのは後悔しているけれど、私も山本さんと同じ気持ちです。
会ったことないけど、多分同じことを考える人だって思う人がいるけれど、勝手ながら山本さんはそういう人だと思っていました。
それがわかって嬉しかったです。

どうして作家は文章を届けるのだろう。何かを表現するのだろう。
私もサービス精神があるとたまに言われるのだけど、なんか少し違う。自己表現とも違う。
でも多分私も最後まで書かずにいられないと思う。誰のためでもなくても。
悲しいけれど、届けてくれて嬉しかった。
山本さんまた、どこかで。

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