大江健次さんのインスタグラム写真 - (大江健次Instagram)「【ご報告】今回の漫才ライブのエンディングで皆様にはお話ししたのですが、僕の父親信一が年明けに他界しました。僕らの活動の中で何度も登場したので報告しなければと思いながらも余計な心配もかけたくなかったし自分も含めお笑いがちゃんとできるか不安だったのでライブが終わるまでは発表しませんでしたなので年末年始曖昧な挨拶しか出来なかったりバタバタしてて連絡が疎かになってしまったことここでお詫び申し上げます。年末に生まれて初めて親父をお風呂に入れてあげてまた来年もよろしくねー！と伝えたのが最後次に会った時は永眠でした。板前として、職人として生き抜いた父は『忙しいのか？』『広大は元気でやってるか？』最初の確認事項はいつも仕事と仲間のこと常に優くて、常に陽気で、それでいてそこそこ破茶滅茶な人間でした笑。昔の話ですが、店をやっていた時に大トロを持って帰って来て食わせてくれたんですが僕は『大トロはお客さんに出した方がいいのでは？』って子供ながらに言ったんです。すると父親は『自分の子供に一番美味いもん食わせない親がどこにいるんだよ！客は赤身で充分だ！』と言われた事があります。当時は何が何だかわからなかったけど、大人になってその言葉の優しさがわかりました。そんな父親に僕が父である姿を見せれないまま、孫の顔も見せれなかった事が申し訳なくて仕方ないです。親孝行ひとつも出来ずと自分を責めたくもなりましたが、きっと何が親孝行で何が親不孝だったのかなんて自分が親にならないとわからないんだと思い、これからの人生も一生懸命頑張ろうと思いました。ごく僅かな人にはすぐに報告したのですが、言葉や行動が支えとなり、とても助かりました。その中でお笑いの存在、相方の存在も。不思議です。悲しい事があったとしてもお笑いは出来る誰かに笑って欲しくてネタを作ってるはずがお客さんより先に自分達が笑ってしまうそのあとお客さんの笑い声が聞こえるそんな時にお笑いに救われてるなと感じますなので今回特にヘラヘラした漫才ばっかでしたがそこのあなたが居ないとはじまらなかったので、たくさん受け入れてくれた事、本当に感謝してます 9年前に母が他界し、奇しくも母と同じ年齢で信一はこの世を離れましたが、きっと今頃そちらで母と犬達と合流しお酒を飲んでいる事でしょう。『まな板の前がお父さんのステージなんだ。お客さんは全員お父さんのファンだと思ってる。だから一生懸命お客さんを喜ばすんだぞ』いつもそう言ってたから。僕はまな板ではなく舞台の板の上ですが、その言葉を胸にこれからも誇らしくやらせて下さい🙏 気合い入れて人生頑張ります！信一、BIG UP!!!!」1月29日 23時54分