軍地彩弓のインスタグラム(sayumi7) - 2月13日 23時06分


あまりの迫力に、東京に帰ってきた今もあの炎がまだ瞼に焼きついています。
凄かった。愛知・西尾市の奇祭「鳥羽の火祭り」。
1200年以上の歴史を持つ日本の火祭り。二方に分かれたネコと呼ばれる男たちが火の中にある木の枝を引き摺り出す、過酷としか言いようがない祭りです。

以下、愛知県のサイトから。
【竹と茅で作った高さ5mの「すずみ」に火がつけられ、「福地」と「乾地」のふたつの地区に分かれた、神男と古いのぼりで作った衣装を纏った奉仕者たちが燃え上がる炎の中に勇敢に飛び込み、神木と十二縄を競って取り出し神殿に供えます。
「すずみ」の燃え具合と「福地」「乾地」の勝敗によって、その年の天候・豊凶を占います。】

お清めの塩を巻き、荒ぶる奉仕の男たちが、火打石で火が放たれた茅の山に登り、火を掻き分けて中にある神木を引き摺りだすという祭り。
火の勢いが増す時の会場の異様なほどの激しさと、見守る人たちの緊張感。

なぜ人は火を求めて、火を信仰し、危険を背負いながら火の中に立ち向かうのか。
一千年を超える時の座標の中にいる、という興奮。人生で初めて見る巨大な火を見るだけで、自分のプリミティブな感情が揺さぶられる。

日本にはまだまだ沢山の「祭り」資産がある。それを努力して継続している人々がいて、この国の神聖が形作られているのだと。

火を放たれてから、神木が引き出されるまでほぼ30分。熱波と火の渦と祭りのドラマに酔って、しばし呆然としました。

伝統を守ることの尊さと難しさ、厳しさ。日本に何故これほど祭りが存在するのか?

まだまだ見に行きたい祭りがあります。

一緒に行った友人たちと遅くまで語り合う夜になりました。

素晴らしい体験をさせてくれた地元の皆様、@omatsurijapan の山本くん、佐藤くん、ありがとうございました!

それにしても、「ネコ」と呼ばれる奉仕の男性たちが着ていた幟から仕立てられた衣装が素晴らしかった。数々の神が宿っている。最後煤にまみれた姿も美しくて。
あの柄のTシャツ売っていたら間違いなく買ってるな…。
まだまだマネタイズできそうだな、と考えたり。伝統の存続には新たな仕組みが必要だな、と実感しました。

#鳥羽の火祭り #西尾市 #オマツリジャパン 凄すぎる


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2023/2/13

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