川上未映子さんのインスタグラム写真 - (川上未映子Instagram)「・いま売りの文芸誌『群像』で　川上未映子特集です 💫大澤聡さんによるロングインタビュー💫 90年代をキーワードに、文芸批評家の大澤さんと話しました。そもそも90年代に弔うべき何かが、そして弔う主体というものが可能なのか。大澤さんは90年代について考えてこられたかたで、いろんな確認と、これからについての手がかりを得ることができました。90年代に限らず、それぞれが青春を過ごした時代というのはつねに取りこぼされるものだけど、95年、96年というのは、個人的に個人的なこの後の人生と仕事を考える焦点にしてエッセンスであると感じてる 💫小澤英実さんによる『黄色い』論💫 そうか、『黄色い家』ってこういう小説だったのかと、何度もページから顔をあげてしまう、美しい論考でした。罪悪感、黄色以外に満ちている色、間違えること。批評というものは素晴らしいものだな、そう思わせてくれる文章。ぜひ『黄色い家』を読んでくださったかた、この論考も併せてお読みください。本当に素晴らしいから 💫@nytimes に掲載された、ジョシュア・ハントさん @viajoshhunt によるロングプロファイル💫 2月にニューヨークタイムズに掲載された、わたしの人生の来し方行末と、作品について。ジョシュアの素晴らしい洞察力、文章によって、世界中の多くの人からたくさんの反響を頂きました。でもなにより、ジョシュアという人が、人と話すとき、人を見るときに、何を見つめているのかを、感じてほしいなと思う。あのときジョシュアはそんなことを考えていたんだ、そしてそれをこんなふうに書き表すんだ、と書き手として学ぶことがたくさんあった。ジョシュアに会えてとても嬉しかった。稀にね、初めて会うのに昔から悲しいことも楽しいことも一緒に経験してきたと思わせる人に出会うことがある。ジョシュアはそんな人だった。素晴らしい翻訳は小澤身和子さん、ありがとう！ 💫 @newyorkermag に掲載されたメルヴェ・エムレさんによる川上未映子論💫 『ヘヴン』を中心に川上未映子作品を読み解く試み。ニューヨーカーに掲載されたフルヴォリュームの論考です。ニーチェ哲学と拙作の響きあいに多方面から迫るメルヴェの筆致はあくまで立体。メルヴェにはこの論考が発表されたあと、イギリスツアー、オックスフォードで会うことができて、対談したのだけれど、それはもう極上の場所から言葉の鋭さと美しさが放たれて、それを通して自分の作品について何度でも考えることができる、それをさせてもらえる、そんなかけがえのない体験でした。日本語でしっかり読んでいただけることが嬉しいです。翻訳は上田麻由子さん、本当にありがとうございます。写真は横浪修さん。この時期(今もだけど)色んなことがあったし、横浪さんに初めて会えて、この撮影をした日のこと忘れないだろうと思う。本当にありがとう。 @osamuyokonami #miekokawakami#川上未映子」4月10日 9時28分