笠井信輔さんのインスタグラム写真 - (笠井信輔Instagram)「統一地方選挙の前半戦が終りました   実は注目している候補者がいました   兵庫県議会議員選挙の北野実さんです   私と同じ 悪性リンパ腫サバイバーで しかも、北野さんは、 現在治療中です   通院で治療を行いながら、議員活動して、海外で行われるお嬢さんの結婚式に出席することを目標に がんばってらっしゃいました   そんな北野さんの姿に感銘を受けて、私のYouTube番組である 「笠井信輔のこんなの聞いてもいいですか?」にも出演いただきました   兵庫で行われた、講演会にもわざわざ顔を出して下さいました【写真】   がんを患って 「一旦これで議員活動をやめにします」と、おっしゃるのかなと思ったら 「がんになって気づいたことがたくさんあるので、まだまだやることがあります」と 今回も出馬を決断されました   表立っての応援はできませんでしたが、同じサバイバーとして陰ながら応援していました   しかし、選挙戦は厳しいものになるだろうなと予想がつきました   「がんを押してまで立候補するなんて」と言う同情票が集まるだろうと見方は甘いと思います   なぜならば、がんサバイバーには 「アンコンシャス・バイアス」 (無意識の偏見)と言う壁が存在するからです   「あの人、がんの治療中なんだ、 それならば無理して大変な議員活動することないのに」   「無理させてはいけないかもしれない。ゆっくりしてもらわないと」   こんなふうに、世の中では無意識のうちに、がんサバイバーを区別して排除してしまう傾向があります   差別感情から来る区別ではなく 優しさから来る排除です   日本人特有の感情かもしれません   ですから、仕事をしながらがん治療している患者さんたちは、会社にがんのことを秘密にしている方が少なくありません    抗がん剤の副作用で、苦しい時に仕事を代わってもらう人だけ 直属の上司だけ、がんのことを伝えて働き続けるのです   たまたまですが、日曜日の読売テレビ「そこまで言って委員会」   そして、今朝の中日新聞朝刊のインタビュー記事でも、「アンコンシャス・バイアス」のことに触れています     「もう大変な仕事しなくていいから」   「この部署変わってもいいから」   「何なら、仕事辞めてもいいから」   過剰な配慮が、がん患者を苦しめるのです   ですから、悪性リンパ腫治療中を公表している北野さんの立候補に   「がん患者に票を入れることもないか」と考える人が出るのは 残念ながら現実なのです   それは悪意の差別ではありません 優しさから来る排除 だから、厄介   そんな中で、しっかりと当選を勝ち得た、北野先生はすばらしいと思います   もちろん、私もただ喜んでいるだけではありません お祝いのメールにかこつけて「#病室WiFi協議会」の活動のことを改めてお願いし   入院患者のために1つでも多くの兵庫県内の病院の病室に無料Wi-Fiを導入してほしいと、お願いをしました   がん治療中の方や、がんを乗り換えた方が、社会で活躍できる世界の実現は本当に素晴らしいと思います   なかなか社会復帰できずに、もんもんとされている方もいらっしゃいます そういった方がより良い生活をするためにも がん治療中の、がん経験の議員が増える事は、良いことだと思っています」4月11日 16時14分 - shinsuke.kasai

笠井信輔のインスタグラム(shinsuke.kasai) - 4月11日 16時14分


統一地方選挙の前半戦が終りました

実は注目している候補者がいました

兵庫県議会議員選挙の北野実さんです

私と同じ
悪性リンパ腫サバイバーで
しかも、北野さんは、
現在治療中です

通院で治療を行いながら、議員活動して、海外で行われるお嬢さんの結婚式に出席することを目標に
がんばってらっしゃいました

そんな北野さんの姿に感銘を受けて、私のYouTube番組である
「笠井信輔のこんなの聞いてもいいですか?」にも出演いただきました

兵庫で行われた、講演会にもわざわざ顔を出して下さいました【写真】

がんを患って
「一旦これで議員活動をやめにします」と、おっしゃるのかなと思ったら
「がんになって気づいたことがたくさんあるので、まだまだやることがあります」と
今回も出馬を決断されました

表立っての応援はできませんでしたが、同じサバイバーとして陰ながら応援していました

しかし、選挙戦は厳しいものになるだろうなと予想がつきました

「がんを押してまで立候補するなんて」と言う同情票が集まるだろうと見方は甘いと思います

なぜならば、がんサバイバーには
「アンコンシャス・バイアス」
(無意識の偏見)と言う壁が存在するからです

「あの人、がんの治療中なんだ、
それならば無理して大変な議員活動することないのに」

「無理させてはいけないかもしれない。ゆっくりしてもらわないと」

こんなふうに、世の中では無意識のうちに、がんサバイバーを区別して排除してしまう傾向があります

差別感情から来る区別ではなく
優しさから来る排除です

日本人特有の感情かもしれません

ですから、仕事をしながらがん治療している患者さんたちは、会社にがんのことを秘密にしている方が少なくありません


抗がん剤の副作用で、苦しい時に仕事を代わってもらう人だけ
直属の上司だけ、がんのことを伝えて働き続けるのです

たまたまですが、日曜日の読売テレビ「そこまで言って委員会」

そして、今朝の中日新聞朝刊のインタビュー記事でも、「アンコンシャス・バイアス」のことに触れています


「もう大変な仕事しなくていいから」

「この部署変わってもいいから」

「何なら、仕事辞めてもいいから」

過剰な配慮が、がん患者を苦しめるのです

ですから、悪性リンパ腫治療中を公表している北野さんの立候補に

「がん患者に票を入れることもないか」と考える人が出るのは
残念ながら現実なのです

それは悪意の差別ではありません
優しさから来る排除
だから、厄介

そんな中で、しっかりと当選を勝ち得た、北野先生はすばらしいと思います

もちろん、私もただ喜んでいるだけではありません
お祝いのメールにかこつけて「#病室WiFi協議会」の活動のことを改めてお願いし

入院患者のために1つでも多くの兵庫県内の病院の病室に無料Wi-Fiを導入してほしいと、お願いをしました

がん治療中の方や、がんを乗り換えた方が、社会で活躍できる世界の実現は本当に素晴らしいと思います

なかなか社会復帰できずに、もんもんとされている方もいらっしゃいます
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がん治療中の、がん経験の議員が増える事は、良いことだと思っています


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2023/4/11

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