デヴィ・スカルノさんのインスタグラム写真 - (デヴィ・スカルノInstagram)「50年来の友人、マーク・エステルさんが亡くなられました。また一人、激動の時代を共に生き抜いてきた友が逝ってしまい、寂しい気持ちでいっぱいです。フランス・パリ生まれのマークさんは 50年以上を日本で暮らしました。　大阪万博で来日した際、水墨画のにじみの美しさに感銘を受けて画家になることを決意。水墨画のにじみを油絵で表現する技法を独自に編み出し、その技法を用いてドラマチックな神話の世界を展開。作品は世界中で高い評価を受けています。古事記の研究に身を捧げて日本神話の魅力を発信し続け、描いた作品を 196 もの神社に奉納してこられました。そうした活動が評価され、神社本庁から表彰を受けたほか、世界に向けて "日本の精神文化" を紹介する姿勢を評価されて「文化関係者文部科学大臣表彰」を受賞。益々精力的に日本神話の魅力を発信していらっしゃいました。安倍昭恵夫人をはじめ、著名人、神社関係者から沢山の供花が贈られていました。　神社本庁、出雲大社、高千穂神社、熊野本宮大社、石清水八幡宮、加茂別雷神社ほか。　安らかなお顔で旅立たれたようで、ホッとしました。マークさんは誰からも愛される素晴らしい人でした。とにかく、絵、絵、絵と、生涯を絵にかけた方です。彼ほど、日本神話・古事記に精通し、造形の深い外国人はなく、日本の大和魂、日本人の精神の源を世界に知らしめ、広めたいと願い、絵筆をとってやみませんでした。他に花器、屏風、ファブリックなど多様な芸術作品を沢山生み出されておりました。 1970年代にマークさんのご両親が所有していた南仏のカップ・エステルのホテルで、弟の Stéphane Squarciafichi ご夫妻とご一緒にランチをしたり、出掛けたり、お話をしたり、楽しかったです。最近ではニューヨークで数日間、色々とご一緒しました。思い出が尽きません。本当にありがとうございました。あなたから受けた友情と愛を永久に心に秘め、大切にいたします。御霊のご平安を心よりお祈りいたします。合掌」4月27日 15時52分