藤田大介のインスタグラム(fujita.daisuke_ntv) - 5月12日 20時53分

休日を利用して今日は「学び」
ライフワークである鉄道の発展と街の成長のために自分はファンの先に何ができるだろう？と真剣に考え、運輸総合研究所取材のセミナーに参加してきた。そこで再会したのが、新人時代、NASCARという4輪スポーツ中継時代にお世話になったジャーナリストの桃田健史さん。嬉しかったなぁ、、、10年以上ぶりでした。
筑波大学の谷口先生は講演の中で「公共交通機関の存在意義は町全体が黒字になるために必要なもの」「日本は細分化しすぎ。鉄道が赤だから切りましょうというのは海外では考えられない」という言葉に深く同感した。またフランスの街を取材し、著書「フランスのウォーカブルシティ」を出版されたヴァンソン藤井由美さんは、車社会だったフランスも都市のの中心部は車も立ち入りを規制し、安心して歩ける街づくりに整えたことを伝え、なぜそれが実現したか、は学びが大きかった。日本は反対意見のある人を説得する事に注力するが、フランスは違う意見があっても当たり前、その中にどれだけ具体的な提案が眠っているか？を冷静に見極める、という話に唸らされた。丸く納めようとする日本人と違う感覚、でも心地よい。議論に議論を重ね、戦わせて、スピード感ある街にこの10年で変貌している。本の中にほぼ全て書いてあるそうなのでこれから楽しく読ませてもらいたいと思っている。
楽しく学びのある3時間だった。
研究の第一人者ばかりが集った今日のセミナー。今日を境に日本の交通が変化への第一歩を踏み出す、そんな時間だったのかもしれない。

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