吉田知那美さんのインスタグラム写真 - (吉田知那美Instagram)「・シーズンがはじまり、目まぐるしく忙しい日々。世の中は夏休みだけれど私の暦はもう冬を迎えています。毎日楽しいので、なおさら早く感じるのかな。わたしの夏休みは短かったけれど、それでもたくさんの経験をさせてもらった夏休みでした。シーズンがはじまると振り返るタイミングもなく、記憶も少しずつ薄まっていくと思うので、忘れたくない大切な夏休みの話をここに残しておきます。・・人生初を経験するなら、好きな人と一緒に経験する方がより濃い思い出になるだろうな、と思い立ち予約してみた高級レストラン。「贅沢をしにいく」というよりは「贅沢を体験しにいく」という一種体験学習のような気持ちで予約をしてみました。もちろん、ドレスコードがあるので夫とふたりでハンガリーのブダペスト（物価が安い）でショッピングに行き全身コーディネート。このショッピングも離れて暮らすことの多い夫婦なので、the デートみたいな時間が楽しかったなぁ。夫は爽やかなブルーの麻織のサマースーツに、上品なブルーのドッド柄の白シャツ。クラシックなタッセル付きのネイビーのスウェードローファー。ヨーロッパなので、ベルトはあえてせず。私は夫がおすすめしてくれたブランドのサテンのロングドレスに、日本から持ってきてたお気に入りの　@pellico_japan のミュール。履くのがずっと夢だったのでオリンピック終わりに買ったけどいい値段だったので躊躇して履いてなかった、特別なミュール。うんとおめかしする日におろしたかったので、この日が間違いなく吉日。夫婦で久しぶりにおめかしして、さぁディナーへ！と、身支度を開始したそうそう夫が怖い言葉を発します。「くつ、忘れてきた」間髪入れず、妻も恐怖の一言を。「化粧品、全部忘れてきた」私たちの人生初の自主的高級レストラン体験学習は靴下サンダル野郎とすっぴんロングドレス野郎というはからずとも挑戦的なスタイルでの参戦となったのでした。「いけるいける！速足で行けばサンダルってバレない！！」「ちなすっぴんでもキレイだよ！かわいいよ！」とお互いの失敗を上手く褒めながら全力でがんばったこの一夜は、誰がなんと言おうと私の大切な思い出です。また60歳くらいになったら、靴と化粧品を持ってリベンジ参戦できたらいいなと思っています。そんなヴェネチアの夜の話でした。 #忘れ物ディナー」8月14日 22時29分