平井卓也さんのインスタグラム写真 - (平井卓也Instagram)「2023デンタルミーティングKagawaに参加させていただきました。香川県歯科医師会豊嶋会長をはじめ歯科医師の皆さんは常に実態調査を積極的に行い、データによる具体的な提案をされています。今日は樋口先生から「口腔の健康状態は医療費、寿命、介護状態(健康寿命)に影響する」というテーマで、三谷先生から「災害関連死から命を守る口腔健康管理」というテーマで、それぞれ具体的なエビデンスに基づく講演を聞かせていただきました。それぞれデータによる説得力のある内容で、これからの政策推進に大いに役立ちます。骨太の方針2023では、生涯を通じた歯科検診(国民皆歯科検診)の具体的な検討が盛り込まれましたが、できるだけ早く実現できるように頑張りましょう。樋口先生の講演ポイント歯の本数が多い人、歯周病が軽症の人、歯科健診を受けている人は、医科の診療費が低い歯の本数が多い人、歯周病が軽症の人、歯科健診を受けている人は、アルツハイマー病、誤嚥性肺炎の発症率が低い歯の本数が多い人、歯周病が軽症の人、歯科健診を受けている人は、死亡率が低く、介護サービスを受けている割合も低いよく噛めている人、セルフケアをしっかり行っている人は、医科の診療費が低い歯を喪失した後放置せずに治療で噛み合わせを維持している人は、医科診療費が低く、介護サービスを受けている割合が低い三谷先生の講演ポイント熊本地震でお亡くなりになった方々のうち、8割は直接の夜害による死亡ではなく、口腔ケア等が適切に行われていれば防ぐことのできる誤嚥性肺炎等による「災害関連死」過去の大規模災害発生後に歯科界で必ず言われることが、避難所（施設、自宅等でも）等での歯科のニーズをくみ上げるための連携や体制の不備。災害関連死は防ぐことができるが、そのために必要なことは、県民への口腔ケアの必要性等の正しい知識のさらなる普及啓発、避難所等で歯科のニーズをくみ上げる行政や他団体との連携や体制づくり」8月20日 18時56分