片岡メリヤスさんのインスタグラム写真 - (片岡メリヤスInstagram)「北アルプス針ノ木岳周回登山に行きました。  扇沢〜大沢小屋〜針ノ木小屋(テント泊)〜針ノ木岳〜スバリ岳〜赤沢岳〜鳴沢岳〜新越山荘〜岩小屋沢岳〜種池山荘(テント泊)〜爺ヶ岳南峰〜柏原新道〜扇沢 トレランの人たちが針ノ木サーキットと呼んでる周回コース。私とTはがっつり荷物を背負って2泊3日で。7月の北岳が効いたのか今回は最後まで楽しめた。雷鳥と熊を見た。  1日目 扇沢から5時半行動開始。登り始めはいつもキツくてもうこれが最後の山だと思いながらまずは樹林帯を大沢小屋まで登る。なんかつらくて食欲ナシ、コンビニのおにぎりを吐きそうになりながら食べる。そこからだんだん岩々してきてつづら折りを淡々と登り針ノ木小屋に体力残して11時45着。テント張って蓮華岳に行く?と聞かれたけどもう疲れたし雨予報だし絶対行かない。テント場で山をじっくり堪能、食欲も戻ってよく食べた。夕方雨だったけど夜中は満天の星。星に魅了された太古の人々の気持ちを少し垣間見る。 (休憩含め5時間10分)  2日目 3時起床。ごはん食べて昨日張ったテントをたたむ。5時半出発、久々の縦走! 朝焼け、昇っていく太陽を背に、朝だけに現れる特別な光の中絶景と共に歩く。この為に昨日頑張って登ってきたんだと感動。アルプスの素晴らしさに精神を吸い取られて歩いていると、数メートル先に雷鳥の子供が3羽ピヨピヨ。登山道でピヨピヨしてて近づいても逃げない、お母さんも岩の上で見守ってた。朝のお散歩かな?(写真4枚目:保護色で見つけづらいけど4羽いる)  そうこうして針ノ木岳登頂。360度名峰が見える。気持ち良すぎて20分滞在、まだ序盤だから気を引き締めて次の山へ。スバリ岳、赤沢岳まではガレ場が多いけどアルプスを縦走している気持ち良さであまり疲れない。 次の鳴沢岳までが大きな岩が増えて疲れ始める、新越山荘到着した頃には疲労感いっぱい。ここまでで休憩含めて6時間半くらい登り下りを繰り返してるからそりゃ疲れる。 目指す種池山荘まであと2時間半くらい。  気合いを入れ直して歩きだした20分くらいの所で種池方面から来た男性に「熊が2匹いた、気をつけて。」と言われる。彼は声を出して遠くへ行ってもらったと言っていた。怖すぎ。熊鈴を手首に付けて鳴らしまくり「行くよ〜!」と熊に対して掛け声をかけながらひたすら歩く。途中会った女性は「子熊を見た。」と。更に怖すぎ子連れの熊。道中、熊のうんこがいっぱい。そして岩小屋沢岳から30分くらい行ったところでついに熊を遠目に発見(写真8枚目:黒い物体が熊)。どうやら登山道から離れた場所でお食事中。良かった。。それでも行く道ずっと熊のうんこがあって気が抜けず約2時間ずっと熊に怯えながら歩いて疲れを少し忘れた。 それでも種池までの最後の登りがしんどくてへとへとになって2:45到着。身体に鞭打ってテントを張った。山荘のベンチで夜ご飯を作って夕日を見ながら食べたら元気になった。夜中は筋肉痛で何度も起きた。 (休憩含め9時間15分)  3日目 3:30起床。5:30出発、テントを置いて軽装で爺ヶ岳南峰まで行く。30分くらい朝を堪能。 初日に扇沢で見かけたおじさんが鹿島槍方面から現れてびっくり。Tが話しかけてどのルートで来たのか聞いたら、1日目に新越山荘まで行って、2日目に冷池山荘そして鹿島槍登って山荘戻って、3日目に爺ヶ岳南峰で私たちと会う。健脚で硬派で強くていい感じに砕けた自然体な素敵なおじさんだった。人として憧れる。山ってシンプルに人柄だけが全面に出るから面白い。どんな仕事やってるとかそんな話は一切せず山の話だけ。みんな必死こいて汗水垂らして歩いてるだけ。みんな平等、みんなすごい。  7:30にテント場に戻りゆっくりテントたたみ8:30出発。歩きやすい道で意外にもサクサク下山。急激な下りじゃなかったし時間も短かったから今回は膝が壊れることもなかった。 11:30着 (下山休憩含め3時間)  帰りに温泉に寄って天ぷら蕎麦を食べた。 ブヨに顔を2箇所刺されてかゆい。 つかれた。  #針ノ木岳 #針ノ木岳縦走」8月21日 12時13分 - kataokameriyasu

片岡メリヤスのインスタグラム(kataokameriyasu) - 8月21日 12時13分


北アルプス針ノ木岳周回登山に行きました。

扇沢〜大沢小屋〜針ノ木小屋(テント泊)〜針ノ木岳〜スバリ岳〜赤沢岳〜鳴沢岳〜新越山荘〜岩小屋沢岳〜種池山荘(テント泊)〜爺ヶ岳南峰〜柏原新道〜扇沢
トレランの人たちが針ノ木サーキットと呼んでる周回コース。私とTはがっつり荷物を背負って2泊3日で。7月の北岳が効いたのか今回は最後まで楽しめた。雷鳥と熊を見た。

1日目
扇沢から5時半行動開始。登り始めはいつもキツくてもうこれが最後の山だと思いながらまずは樹林帯を大沢小屋まで登る。なんかつらくて食欲ナシ、コンビニのおにぎりを吐きそうになりながら食べる。そこからだんだん岩々してきてつづら折りを淡々と登り針ノ木小屋に体力残して11時45着。テント張って蓮華岳に行く?と聞かれたけどもう疲れたし雨予報だし絶対行かない。テント場で山をじっくり堪能、食欲も戻ってよく食べた。夕方雨だったけど夜中は満天の星。星に魅了された太古の人々の気持ちを少し垣間見る。
(休憩含め5時間10分)

2日目
3時起床。ごはん食べて昨日張ったテントをたたむ。5時半出発、久々の縦走!
朝焼け、昇っていく太陽を背に、朝だけに現れる特別な光の中絶景と共に歩く。この為に昨日頑張って登ってきたんだと感動。アルプスの素晴らしさに精神を吸い取られて歩いていると、数メートル先に雷鳥の子供が3羽ピヨピヨ。登山道でピヨピヨしてて近づいても逃げない、お母さんも岩の上で見守ってた。朝のお散歩かな?(写真4枚目:保護色で見つけづらいけど4羽いる)

そうこうして針ノ木岳登頂。360度名峰が見える。気持ち良すぎて20分滞在、まだ序盤だから気を引き締めて次の山へ。スバリ岳、赤沢岳まではガレ場が多いけどアルプスを縦走している気持ち良さであまり疲れない。
次の鳴沢岳までが大きな岩が増えて疲れ始める、新越山荘到着した頃には疲労感いっぱい。ここまでで休憩含めて6時間半くらい登り下りを繰り返してるからそりゃ疲れる。
目指す種池山荘まであと2時間半くらい。

気合いを入れ直して歩きだした20分くらいの所で種池方面から来た男性に「熊が2匹いた、気をつけて。」と言われる。彼は声を出して遠くへ行ってもらったと言っていた。怖すぎ。熊鈴を手首に付けて鳴らしまくり「行くよ〜!」と熊に対して掛け声をかけながらひたすら歩く。途中会った女性は「子熊を見た。」と。更に怖すぎ子連れの熊。道中、熊のうんこがいっぱい。そして岩小屋沢岳から30分くらい行ったところでついに熊を遠目に発見(写真8枚目:黒い物体が熊)。どうやら登山道から離れた場所でお食事中。良かった。。それでも行く道ずっと熊のうんこがあって気が抜けず約2時間ずっと熊に怯えながら歩いて疲れを少し忘れた。
それでも種池までの最後の登りがしんどくてへとへとになって2:45到着。身体に鞭打ってテントを張った。山荘のベンチで夜ご飯を作って夕日を見ながら食べたら元気になった。夜中は筋肉痛で何度も起きた。
(休憩含め9時間15分)

3日目
3:30起床。5:30出発、テントを置いて軽装で爺ヶ岳南峰まで行く。30分くらい朝を堪能。
初日に扇沢で見かけたおじさんが鹿島槍方面から現れてびっくり。Tが話しかけてどのルートで来たのか聞いたら、1日目に新越山荘まで行って、2日目に冷池山荘そして鹿島槍登って山荘戻って、3日目に爺ヶ岳南峰で私たちと会う。健脚で硬派で強くていい感じに砕けた自然体な素敵なおじさんだった。人として憧れる。山ってシンプルに人柄だけが全面に出るから面白い。どんな仕事やってるとかそんな話は一切せず山の話だけ。みんな必死こいて汗水垂らして歩いてるだけ。みんな平等、みんなすごい。

7:30にテント場に戻りゆっくりテントたたみ8:30出発。歩きやすい道で意外にもサクサク下山。急激な下りじゃなかったし時間も短かったから今回は膝が壊れることもなかった。
11:30着
(下山休憩含め3時間)

帰りに温泉に寄って天ぷら蕎麦を食べた。
ブヨに顔を2箇所刺されてかゆい。
つかれた。

#針ノ木岳
#針ノ木岳縦走


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2023/8/21

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