安藤志穂美さんのインスタグラム動画 - (安藤志穂美Instagram)「今年は災害級の猛暑と言われていますが、畜産動物はどうなっているのか皆さんご存知でしょうか？ ⁡ ここは今年の頭に情報提供をいただいてから、あまりにも酷いのでずっと気になって様子を見ていて、先日交渉に入り始めた農家さんですが… ここも何度も指導を受けていますが、全然改善されません。 ⁡ 衛生面はおろか、牛の管理さえ酷すぎて言葉になりません。驚いたのは、生後３ヶ月ほどの子牛が既に繋がれて乳牛として扱われていたこと。育ち盛りで、まだ体も免疫力も出来上がっていない子牛にこの扱い。 ⁡ そして、その子牛は肺炎になっており、いつの間にか消えていたことです。メスであり、月齢を考えると出荷は考えにくいので亡くなったのか？ ⁡ 最悪なのは、この牛舎は風通しが悪すぎてほとんどの牛が肺炎になっていること。動画でも分かる通り口呼吸になっていますが、牛は熱を放散させようと呼吸をすればする程、余計に暑さを感じ体温が上昇してしまうので熱中症の一歩手前の可能性が高く、暑さに弱い牛にとっては地獄です。 ⁡ 外の気温で35℃〜40℃ですから、風通しの悪い牛舎の中は45℃以上。 ⁡ 　　扇風機をつけてる農家さんも沢山ありますが、はっきり言って意味あるの？と思うレベル。スプリンクラーなどの配慮がある農家さんを見る度に、こんなにも差があるものかと愕然とします。 ⁡ それでもそれぞれが牛への配慮がある中で、この酪農農家はとにかく最悪。 ⁡ 手が届く距離にいる、いつでも助けられる状況であるのに、畜産動物の所有権の壁はとにかく高くて分厚い。 ⁡ 愛玩動物の犬や猫とはまた違う、本当に独特。その牛一頭が、その農家さんの生活を左右するのだから尚更手放そうとしない。犬や猫のようにお水だけ置いてくるということすらできず、感染症の関係で勝手に牛舎に足を踏み入れることすら許されていません。 ⁡ 今年は牛が熱中症で死亡したというニュースもあったり、何より猫や畜産動物のレスキュー依頼や情報提供が今年の頭からすごく多くて、本当にキリがない。 ⁡ 完全にもうキャパ限界。 ⁡ ただ、今までは閉鎖的な畜産業界で内々に虐待が行われていたりしていたし、今まで産業動物は見て見ぬふりで、なかなか声を上げてもらえなかったけど、少し前に告発された島根県の酪農家、上げ馬神事など、ここ最近は世間の目が動物虐待に敏感になってきたのか、気付く人も増えて、声をあげやすくなってきた傾向があるのかな？とも思います。 ⁡ 畜産動物だから良いとか、どうしようもできないでは済まさず、少しでもこれおかしくない？と思ったら声をあげてください。 ⁡ 「どうせ殺されるんだから」 ⁡ 確かにそうなのかもしれませんが、だとしたらせめて、生きてる間はできる限り苦しめたくないと思いませんか？ ⁡ むしろ特別扱いされてもいいくらいなんですけど。 #猛暑 #牛舎 #牛 #アニマルウェルフェア #畜産農家 #AW #cow #ネグレクト #動物虐待 #乳牛」8月23日 23時26分