近藤岳登のインスタグラム(gakuto_kondo) - 9月28日 18時46分
「三代目千代鶴貞秀」
@sadahide_chiyozuru
普段は火の色を見て状態を判断するため、工房を真っ暗にして、ひたすら火と向き合い、叩き、鉋を作る。
所作がとにかく美しい。
そして工房の中は、煙も灰も熱さも異次元。
毎日毎日この異次元な空間でモノづくりをする3代目を本当にリスペクト。
1時間程の体験だったにも関わらず、外に出た瞬間は言葉では表現できない、強いて言うなら、「精神と時の部屋」から出てきた時の感覚だった。
たぶん。
「千代鶴」
明治時代後期(20世紀初頭)、代々上杉家御用刀鍛冶の家に生まれた加藤廣(かとうひろし)によって誕生。
その名は、現在の皇居に、かつて千代田城が建っていたころ、その上棟式の際、上空を鶴が三日三晩舞ったとの古言に由来。
切れ味はもちろんのこと、精魂込めた手仕事によって仕上げられた道具は、使い込んだら消えてなくなる運命ながら、鑑賞、美術品の域に向上させられ、明治・大正・昭和にわたり名品名作を遺し、不世出の名工「千代鶴是秀」と呼ばれるまでに至った。
その千代鶴是秀より技術を学び「千代鶴貞秀」として認められた兵庫県の鉋鍛冶・神吉義良より、三代目千代鶴貞秀にわたり、その心、技を受け継ぎ、次世代につなぐものづくりをめざし、日夜励んでいる。
Special thanks
Photo by @moochan.camera
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2023/9/28