大谷ノブ彦のインスタグラム(dnjbig) - 10月4日 10時56分
本日
別府ブルーバード映画会で
『さらばわが愛 覇王別姫』
やります
2時間50分の作品です
初めて観たのは
1994年
渋谷のBunkamuraですね
お昼に観にいきました
僕は21歳で僕より年上の
ほとんどが
女性の方でした
あれから30年です
今の中国で
この4K上映してるというのは
聞いたことありません
多分無理のような気がします
90年代
中国の第五世代の
映画監督たちが躍進したとき
沢山の中国映画を観ました
文化大革命に関して
あの負の部分を描いた作品は
小説も結構読みました
革命や共産主義における
独裁者についても考えたりしたものです
この作品は
歴史の渦に巻き込まれていった
役者のお話です
舞台の上でしか
秘めたる想いを昇華できなかった
人間が時代に国家に翻弄されていく
儚く切なく悲しい物語です
レスリー・チャンを初めてスクリーンで観たのは『男たちの挽歌』でした
中学三年生のときです
香港映画が変わる瞬間でした
『さらばわが愛覇王別姫』を観たとき
その完成度の見事さにこれからアジア映画は
どうなるんだろうなとワクワクしました
ウォン・カーワァイ監督の作品にもそれを感じました
そこにも真ん中には
レスリー・チャンがいました
レスリーが亡くなってから
20年です
全てが感慨深いです
日中戦争から世界大戦
国民党からの共産党
文化大革命
ざっくりだけど
歴史の話をしてから
観てもらいます
今
多様性になり
世界で理解度が深まった
このタイミングで
4Kで観れること
とても意義があると思います
別府で
お客様とこの作品を観れるとは
思いもしませんでした
嬉しいです
自分はあの頃と
きっと違う感想を持つんじゃないかなと
思ってます
どんな気持ちになるのか
映画会でやれて本当に幸せです
[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)
>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する
57
0
2023/10/4