干場義雅のインスタグラム(yoshimasa_hoshiba) - 10月9日 09時04分
【干場流スーツスタイルの極意‼️】
「移り変わる流行のファッションより、普遍的な美しいスタイルを」。「多くの粗悪なものより少しの良いものを」。これは長年変わらない僕の哲学です。
仕事のスーツスタイルでは、相手に敬意を表し、安心感や信頼感を与える装いをすることが大切。
流行は追わず、色数を極力抑え、柄もなるべく使わず、洋服が目立つのではなく、あくまで着る人自身が引き立つ控えめなスタイルを。いつ世界の要人に会っても恥ずかしくないように心掛けるのが干場流です。
中でもおすすめしたいのは、正統さと落ち着いた雰囲気、安心と信頼を得られる無地のミディアムグレーのスーツスタイル。
体型に合わせて仕立てたスーツに、アイロンのかかった白いシャツと、細身のネイビーのネクタイを合わせ、シャープで都会的な印象に。コンクリートジャングル、東京の景色には無彩色のグレーがよく似合うのです。
白麻のポケットチーフの入れ方は、ジョン・F・ケネディが、テレビで選挙演説の際に信頼感を得るために、ブラウン管のモニターに水平に見えるように四角く折って挿したと言われる「TVフォールド」で。この挿し方は、基本の基であり、何より誠実さを感じさせてくれます。
靴、バッグ、ベルト、腕時計のストラップはもちろんのこと、ロングホーズに至るまで小物が浮き立つのではなく、すべて黒で統一し、全体を引き締め装いに沈みこむように馴染ませるること。
英国の首相チャーチルが愛したフォックスブラザーズのグレーフランネルは、着るほどに味わいが増し、自分の身体に馴染んでくるしっかりした生地です。
長年着用すれば当然少しずつやれたり、ほころびたりもするんですが、逆に味わいが生まれて愛着も湧くんですよね。
若い頃は、演歌を歌ってもあんまり似合わないんですが、歌い続けて年齢を重ねていくと、歌詞の奥深さや、唄に込められた想いが重なったり、経年変化した自分の声と合ってきて、だんだんよくなるというか……。
変な話、演歌を歌うのとスーツや革ジャン、デニムを着るのと似てるというか……。だから演歌も好き。
あれ?何の話をしてたんでしたっけ?
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@FORZA STYLE 編集部
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2023/10/9