髙林梢絵のインスタグラム(kozue__oshima) - 10月18日 12時05分
🕯️
「一見つまんなく見えることが
たぶん愛なんだと思う。
いつもしているネックレスとか、
道端の猫を撫でたら家までついてきたとか、
脱ぎっぱなしの服から自分の匂いがしてくるとか、
好きな人たちそれぞれの足音とか。」
この文章を読んだら
たまらない気持ちになっちゃいました😢
大好きな祖母が亡くなった日
どうにもこうにも気持ちがつらくて
こんな時は
ばななさんの文章に助けてもらうしかないと思って
泣き腫らした顔で近所の書店に向かい、
はーばーらいとを買っていました
キッチンを読んで以来
ばななさんの小説は悲しいときの教科書だと
勝手に思っていて
この日はばななさんの優しい言葉、
やわらかくて、繊細で、美しい文章に触れないと
こころが折れてしまいそうで、
助けを求めるように読んでいました😢
(油断すると涙が出るから
現実逃避したい気持ちもありました)
そしてこの文章を読んで
わたしは祖母からたくさんのたくさんの愛を
もらっていたなぁ、と思いました
わたしの大好きな蓮根のきんぴらを
横浜に行くたびに作っておいてくれたこと、
こっちゃんのインスタに励まされてるのよと言って
誤字ばかりの感謝メッセージをLINEしてくれること、
わたしに会う時は絶対入れ歯を外さないこと、
(高校生の時、入れ歯のないバーを見てわたしが
びっくりしちゃったらしくそれ以来こっちゃんを
驚かせたくないと言って寝る寸前までつけてくれてた)
年をとってもいつも
お化粧とヘアセットを欠かさないこと、
お風呂上がりに必ずカーラーをして寝る
きちんとしたバーバ、
会うたび背が縮んでいても
「またちいちゃくなっちゃったわ」と
照れくさそうにはにかむ笑顔、
よくよく考えてみれば
わたしは祖母から「愛」しか
受け取っていなかったと思います😣
彼女は誰に対しても「愛」に溢れた
"愛そのものの"のようなひとだったなぁ
わたしが「横浜」が大好きなのは
まぎれもなく、バーとジーがいたからで。
ふたりから
たくさんの愛をもらった記憶しかないからこそ、
私にとっていつまでも特別な場所なんだと思う✨
ふたりともう直接話すことはできないけれど
心の中にはいつも2人はいるし
わたしはバーのように誰にでも平等に優しいひとに、
ジーのように好奇心旺盛で自分の信念を貫き通せる
ひとになりたいな、と思います🤍
📸
②バーが亡くなった翌日
横浜に行ってママの部屋で見つけた昔の写真
バーが60年弱守ってきた嶋田薬品
③若かりし頃のバーバ🩵
右下が母、真ん中がぶーにー(母の弟)
④先週のお花💐
ふみちゃんが「今週のお花はバーバみがありますね」と
言ってくれた。薄紫の小さな孔雀草がバーバに似合う
⑤去年ふみちゃんとバーに花束を渡しに行ったとき
⑥わたしの結婚式でエスコートを
バーバと弟にしてもらったとき
この写真を見ると、やっぱり泣いてしまう😭
#吉本ばなな
#はーばーらいと
#kozu_booklover @髙林梢絵
[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)
更年期に悩んだら
>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する
1,189
10
2023/10/18