宇治田みのるさんのインスタグラム写真 - (宇治田みのるInstagram)「10/15(日) Minoru Ujita 60th Anniversary Fes -1日限りのFine Night- 第3章-リスク- 当初は竹芝にあるBank 30で開催する予定だった。 Bank 30では何度かイベントを行った事もあり港を望むロケーションは還暦フェスにぴったりだ。 Bank 30には3箇所にDJブースがある。そこに店前にある野外広場にDJブースを増設し更に隣接するイベントスペースを借りて合計で5つのDJブースを作る事が可能だった。 5つのDJブースがあればかなりの人数のDJに参加してもらえる… が…野外広場は近隣住民に対して音量の配慮が必要であり BGMレベルでしか音を出せない可能性があった。更に隣接するイベントスペースは 1度Bank 30から出ないと辿り着けない。完璧に人が別れてしまい一体感は作れない。無理矢理DJブースを5つにする事は出来ても還暦フェス自体がまとまらない可能性があった。既に40人ほどのDJから出演の承諾を得ていた。野外広場と隣接するイベントスペースは無いものとして考えると 3つのDJブースで40人のDJにプレイしてもらう事になる。かなり窮屈だ。更に参加DJが増えるとなるとどう考えてもBank 30では還暦フェスは出来ない。オレがやりたかった事の1つに “子供も大人も一緒に楽しめるフェス”にしたいと言う想いがあった。 90年代から2000年代初頭に毎日楽しく好き勝手に生きていたヤツらや悪さしていたヤツら… ガングロで夜な夜な徘徊していたコギャルも… チーマーもサーファーもダンサーもスケートボーダーもB Boyも… 今は立派な親となり子供たちの為に日々頑張って生活している。ヤンチャしていたヤツらが生きて来た証を自分の子供たちと共有出来る場所を提供したかった。そんな還暦フェスにしたいと思っていた。すなわちそれには”野外”が必要不可欠だった。写真をスワイプ▷ オレは豊洲にキラナガーデン豊洲と言う施設があるのを知っていた。広大な敷地に多くの部屋があり更に野外ステージがある。レインボーブリッジを眺められるその場所は還暦フェスをするには申し分のない施設だ。オレは10個のガラス張りの部屋をジャンル分けしてDJフロアーにする事が出来ると考えた。 Hip HopもHouseもReggae もDiscoもEDMも… 人気が再燃しているレコードDJのフロアーも作れる。この場所ならDJが100人居ても大丈夫だと思った。ジャンルを超えたDJが一堂に介し交流を持ち交流の無かったDJ同士は出会いの場となりコロナ禍で苦労したDJたちが1つになり新たな1歩を踏み出せる場にしたいと思っていた。写真をスワイプ▷ オレは石原、松野、Go、北斗、皿師和太鼓と一緒にキラナガーデン豊洲へ出向きオレが思い描いている還暦フェスのイメージを現場を見ながら説明をした。勿論、リスクもある。キラナガーデン豊洲で開催となれば費用がハンパない。天候の事も考えなければならない。 Bank 30でコンパクトにやるのか… リスクはあるがキラナガーデン豊洲で全てのDJに参加してもらい子供も大人も参加出来ていろんなアーティストにも参加してもらえるフェスにするのか…究極の選択だ。オレは皆んなから祝ってもらう側だから無理は言えない。実行するのは皆んなだから無茶は言えない。 Bank 30でやるべきかキラナガーデン豊洲でやるべきかを考えて次回のMTGで意見を貰いたいと皆んなに伝えてその日は解散した。つづく…」10月22日 10時50分