加藤沙知のインスタグラム(mrt.kato) - 11月2日 22時36分
読書キロク📚
第5回 宮崎本大賞ノミネート作品です。
少し長くなりますが、各本の紹介を。
気になる作品があれば嬉しいです♪
3連休のお供にいかがですか?
#うちの父が運転をやめません
#垣谷美雨 さん
私くらいの年代(30代後半)~50代の方
(ご両親が70~80代)の皆さんには、刺さる作品かと。
主人公は、高齢ドライバー事故がニュースで報道される度、
故郷で暮らす両親、(特に父親に)車の運転をやめようとさせるが、失敗に終わり、不安に思っています。
自分、両親、妻、子ども、義理の両親、地元の友人たち・・・
様々な人が描かれる中で、主人公なりの答えが導き出されます。
読み始めは、運転をやめさせたいけど、やめさせられない、地方の現状などが見えてきて、胸が苦しくなるのですが、
最後は、心が温かくなる家族のお話です。
自分が暮らす街、故郷の街、家族を考える作品でした📚
*****
#二木先生
#夏木志朋 さん
『普通』って、なんだろうか…
と、読みながら考える一冊。
"生きづらさ"への葛藤が、正面から描かれていました。
今までの宮崎本とはひと味違う作品でした!
*****
#世界でいちばん透き通った物語
#杉井光 さん
大御所ミステリ作家が亡くなったところから物語は始まります。
この作家が、本のタイトルと同じ「世界でいちばん透き通った物語」という作品を、亡くなる直前に書いていたことが分かるんです。
ただ、原稿が見つからない。
そこで、主人公が調べていく物語。
この作品は、読んでいくと、
「あ!!!」と声をあげること間違いなしだと思います。
私は、「あ!!!すごい!!!なるほど~」と言いました。
仕掛けが凄いですよ。仕掛けが!!笑
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#本を守ろうとする猫の話
#夏川草介 さん
作者の夏川さんは、医師でいらっしゃいます。
本屋大賞2位(2010年)で、映像化もされた「神様のカルテ」でデビューした作家さんです。
そんな夏川さんが描く、この作品は、一言でいえば、
“猫と少年の、本にまつわる冒険物語”。
なのですが・・・・
そこには、本を愛する人たちが楽しめるしかけが、
あちらこちらに潜んでいます!
そして、「流行のベストセラーもいいけれど、
時には、トルストイや、ゲーテや夏目漱石などの
往年の名作を、(覚悟がないと読めない、忍耐力も必要な名作に)挑んでほしいという、メッセージも込められています。
著者の言葉を借りると、“人の心がささくれている“ 時代だからこそ、“この物語に込められた大切なこと“ を感じたいなと思いました。
アメリカ、イギリス、フランスなど、
世界35各国以上で翻訳出版された、ロングセラー作品です。
私は、流行の読みやすい小説を読んでいるので、
この本をきっかけに、往年の名作(どしっと腰を据えて読む)に、手を伸ばそうと思ったのでした☺️
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#ライオンのおやつ
#小川糸 さん著
こちらは、以前の投稿に♪
ご覧頂けると嬉しいです。
#第五回 #宮崎本大賞
#ノミネート作品
#好きなページはありますか
#大賞の発表は2024年3月8日
#おうち時間#コーヒー#coffee
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2023/11/2