西木ファビアン勇貫のインスタグラム(fabian_westwood) - 11月12日 11時23分
読み応え抜群の本格ミステリー。クローズドサークルもの。めちゃくちゃ面白い。500ページ以上あるけど、あっという間に読み終わってしまった。
エンタメとして楽しむことが出来るのはもちろん、ミステリーマニアの名探偵や資産家、ミステリ作家が出てきて語りまくるおかげで、外国と日本の本格ミステリーの歴史を学ぶことができるので、まさに一石二鳥の読書経験。あー、これを読めば良いんだ!とわかる。
紹介された物語では十角館の殺人と、オリエント急行殺人事件しか読んでなかったので、読みたい本に追加しまくった。
ーーーあらすじーーー
資産家・神津島の家の執事が、主人公に向けて言う。
「旦那様は来月第四週の週末に、多くの客人をこの硝子館に招き、とても重大な発表をする予定です。その際、一条先生にも立ち会っていただきたいのです。催し自体は夜に行い、お客様方には一泊していただく予定ですので、どうか一条先生もお泊りください」
そうやって招かれたのは、医者である主人公のほか、名探偵、大物ミステリ作家、刑事、霊能力者、ミステリ雑誌の編集者。
神津島は生命科学の権威だが、どう考えても重大発表を伝えるのに適した人物たちとは思えない。
となれば、重大発表の中身は神津島のもう一つの顔、ミステリーマニアとしてのものだろう。
ーーー感想ーーー
まず冒頭のシーンが強烈。
え?犯人言ってるやん。
って思うのだが、まさか中盤から展開があんなに目まぐるしく変わって行くとは。ページをめくる手が止まらなかった。
そしてある種のクライマックスが来て、え?まだこんなにページ余ってるのに、ここでそのシーンで大丈夫?
この後何書くの?
となるのだが、そりゃもうプロの技でした。圧巻。
いやーーー。たくさん伏線あるのに、2個しか気がつけなかった。ミスリードも上手いね。
そしてクローズドサークルではお決まりなのかもしれないが、出てくるキャラクターが全員個性的で、ほとんどのセリフが地の文読まずとも誰が喋ってるかわかる。
描き分けが巧み。
硝子の塔をどう作るか問題はあるけど、ぜひ映像化して欲しい。
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2023/11/12