久野 創のインスタグラム(hajime_kyuno) - 11月27日 20時25分

【ご報告】
　
2016年から7年4ヶ月経営してきた株式会社COCOROZASHIの破産申し立てを本日行いました。
　
このことをSNSに書くか非常に迷いましたが、
新たな一歩を踏み出すためにも記すことにしました。
　
当社はインスタのマーケティングツールを美容室や飲食店向けに開発・提供を行い、創業から毎年増収増益と順調に事業を伸ばしてきました。
　
その中で売上の桁を億から数十億に変えるべく新規事業の開発に。
　
予約体験をエンタメする。
美容師をアップデートする。
　
これらを掲げ大手が独占する美容室の予約アプリ市場に参入。
　
いま思えばこの経営判断が崩壊の始まり。
新規事業は立ち上がらず赤字は1億円超え。
　
ここから全ての歯車が狂い出しました。
　
エース社員の離職。
3000万の民事訴訟。
解雇した社員との労働審判。
売上が10分の1に。
　
僕が未熟なばかりに起きた問題ですが、次から次へと押し寄せる波のようなストレスに精神はどんどん疲弊していきました。
　
なんとか打開すべくもがくが何も上手くいかない。
　
そんな時にとどめを刺す出来事が起きました。
持病のアトピー性皮膚炎の急激な悪化です。
　
顔から足首まで全身に湿疹が。
醜くなる姿と痒みにイライラする日々。
　
複数の皮膚科に通うも原因は特定できず。
極度のストレスが原因だろうと告げられました。
　
どうやってストレスをなくせばいいですか？
その問いに黙り込む医師。
　
症状は悪化し続け、睡眠薬を飲んでも痒みで眠れない状態に。
　
そんな地獄が2ヶ月近く続いた明け方4時。
ひとすじの涙とともに心が折れました。
　
もう無理だ。
　
この日を境に多額の融資をいただいた金融機関や関係者への申し訳なさからどう責任を取るべきか、責任の取り方を考えるように。
　
限界まで精神が擦り減った自分に残された選択はひとつしかなかった。
　
死んで詫びよう。
人生で初めて具体的な方法や場所を調べました。
　
実行日も決め、あとはその日を待つだけ。
　
生きてるのか死んでるのか、
よくわからない感情に包まれながら過ごした。
　
実行日の数日前。
シャワーを浴びてると何故か涙がこぼれる。
　
本当にこれでいいのだろうか？
　
多くの方に迷惑をかける。
だから死んで詫びる。
　
かといって武士のように腹を切る訳じゃない。
苦しまない痛みのない方法を探してた。
　
ダサいな、カッコ悪いな。
中途半端だなと嫌悪感が募る。
　
そもそもこうなったのは誰のせいでもない。
　
己の実力が足りなかった。
未熟だった。それだけ。
　
驕りや怠慢。
見栄や不要なプライド。
　
自由に使えるお金が数百万数千万と変化するにつれ、おかしくなっていったと思う。
　
情けない、申し訳ない、恥ずかしい。
終わらない後悔と反省。
　
こうした感情が消えることはないけど、
全てを受け入れリスタートしよう、生きようと。
　
ゼロからやり直そうと。
　
そう思い立ち、今日に至りました。
　
今は病気の症状も精神状態も落ち着いてますのでご安心ください。
　
このような状況ですが、
仕事を通じて社会や周りに貢献する。
　
仕事に一生懸命取り組む。
　
自分にできることはこれしかないので、
もし僕にできることがあればお仕事ください。
　
よろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。
　
#startitagain

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