ONE MEDIAのインスタグラム(onemediajp) - 4月30日 13時37分
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みんなにとっての平成って、どんな時代だった?
私たちにとって、当たり前だった元号「平成」もとうとう終わり。新しく「令和」になるけど、その前にちょっと平成を振り返ってみよう。
【1989、平成元年】ベルリンの壁を開放
平成元年11月9日、東ドイツは国民の西ドイツへの出国の自由を認めた。人々はドイツを東と西に分断していた「ベルリンの壁」を破壊。
「国の在り方を決めるのは自分たちだ!」という東西ドイツ国民によるデモが、冷戦が終わらせるきっかけとなった。
【1994、平成6年】向井千秋さんが宇宙へ
平成6年7月8日、日本人初の女性宇宙飛行士、向井千秋さんが宇宙へ飛び立った。向井さんは今年で66歳。「もう一度宇宙に行きたい。行くとしたら月です」と話している。
【1998、平成10年】Microsoft「Windows 98」日本語版発売
平成10年7月25日、マイクロソフトが日本語の「Windows 98」を発売した。
店頭には人が殺到。一般の家庭にPCが広がる大きなきっかけになった。
【2006、平成18年】iPS細胞の作成の成功
平成18年、京大の山中伸弥教授の研究グループが、さまざまな細胞になれる能力を持たせた細胞
「iPS細胞」を作ることに成功した。
これからの医療の可能性を大きく広げ、2012年にはノーベル医学生理学賞を受賞している。
【2007、平成19年】初代iPhone発売
平成19年6月29日、アップルが初代iPhoneを発売した。発売日には人が殺到。
その後、iPhoneは爆発的に売れ、全世界で使用されるきっかけとなった。
【2008、平成20年】バラク・オバマ氏がアメリカ大統領に
平成20年11月4日、バラク・オバマ氏がアメリカ大統領に当選、アメリカ初のアフリカ系大統領となった。
2016年には、現職として初めて広島市の平和記念公園を訪れている。
【2014、平成26年】マララさんがノーベル平和賞を受賞
平成26年12月10日、マララ・ユスフザイさんがノーベル平和賞を受賞した。
女性や子どもの教育の権利を訴え続けてきた彼女の活動が、全世界に認められた瞬間だった。
【2016、平成28年】選挙権の年齢が20歳から18歳に引き下げ
平成28年6月19日、日本の選挙権の年齢が18歳となった。今までよりも若者の声を政治に反映させられるチャンスが増えたということ。
【2017、平成29年】フィギュアスケートの羽生結弦選手が世界歴代最高点を獲得
平成29年12月12日、羽生結弦選手がバルセロナで行われた大会で、世界で最高得点を叩き出した。
今、若いスポーツ選手が次々と世界に羽ばたいていってる。
【2019、平成31年】台湾で同性婚が合法に、アジア初
平成31年2月22日、台湾で同性婚の合法化が閣議決定された。
正式な施行は5月24日だけど、待ちきれずに婚姻届の受付を予約するカップルたちもいるという。
今、私たちは、自分が願えば割となんでも叶う時代に暮らしている。
テクノロジーもどんどん発達して、行けない場所も、できないことも少なくなってきた。
人種や性別による差別を「許さない」風潮も、世界的に少しずつ強まってきている。
そう考えると、平成って今までになく「自由」になれる時代だったんじゃないかって思う。
でも、同時に今「将来への希望がある」と答える日本の若者は約60% 他の国と比べても低い。
なんでも選択できるようになった私たちにはお手本がない。自由だからこそ迷うのかもしれない。
きっとこの不安は、平成が終わって令和になってもこのまま続く。今まで以上に目まぐるしく変わり続ける世の中で、みんなが目指すべきお手本が現れることはきっともうない。
でもね、今の社会がこんなふうにできてしまっているからこそ、私はタフでいようと思ってるの。
私たちの選択肢はこれからもっと増えていく。
それは、正解がなくて迷う人も増えるってこと。
けれどこの不安は必ず晴れる、自分で解消するって信じ、苦しくてもタフに考え続けることが希望を生むんだと思う。
まあ、とりあえずは目の前のものを全部使いこなして、疲れたらグチでも言い合って…一緒に令和を生き抜いていきましょう。
不安を越えた先には、きっと面白い景色があるはずだから!
文: @enmami000
出典: 内閣府「子ども・若者白書」
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2019/4/30