nostos booksのインスタグラム(nostosbooks) - 7月9日 12時09分
穴の空いたビルの一室からは、一体なにが見えたのでしょうか。
NY郊外の一軒家をチェーンソーで真っ二つに切断したり、家屋や建造物を円状にくり抜いた奇抜な作品で知られるゴードン・マッタ=クラーク。
その活動は多ジャンルに渡り、「FOOD」というレストランを経営したり、礼拝堂の庭の木の上にベッドを取り付け数日間降りずに暮らすパフォーマンスをしたりなど、若干35歳で亡くなるまで精力的に作品を作り続けました。
一貫していることは、ホワイトキューブに展示することをせず、人々が普通に暮らす場所を選んでアート作品を生み出したということ。その点では、グラフィティに影響を受けていたというのも頷けます。
作品の受け取り方は様々ですが、クレイジーに見える作品の裏には、人がよりよく生きるための問題提起があったと私は思います。開発に開発を重ねる都市、建物を壊しては新しく建てること、減っていく自然。
そのメッセージは、今さらに大きな声となって私たちに届けられているような気がするのです。
ちなみに本書、背がくり抜かれたユーモア溢れる造本。こういう遊び心、いいなぁ。(小見)
『Gordon Matta-Clark』の詳細はプロフィールリンクからご覧ください。>> @nostos books
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2019/7/9