nostos booksさんのインスタグラム写真 - (nostos booksInstagram)「今週の「ベスト・オブ・可愛い本」は、絶対に本書で決定です。異論は認めません。本書で紹介されているのは、型を用いて作られた小さな蓋物。もともと、香木を小分けにして入れておく器として愛用されていたもので、美術品として鑑賞されはじめたのは室町時代の頃と言われています。それらが室町時代末期から桃山時代、つまり茶式確立期においてようやく、愛玩の宝器として茶会に顔を見せるようになったのです。小鳥や、牛、亀などといった動物のかたちを模したものから、植物模様の染め付けがされたもの、まるで宝物のような青磁まで、もう頁をめくるたびにうっとり。あぁ、全部欲しい。。そして、それぞれの形物香合を紹介する際に用いられている「形物香合番付」もすごく面白いんですよ。これは相撲人気にあやかった江戸時代後期の一枚刷りになった表で、当時は各地の特産品や名所、料亭などをテーマに、様々な種類が作られたそうです。この香合版でも大関、関脇、小結、前頭のように、名物香合が格付けして表されています。相撲番付から茶人の遊び心が伝わってきますね。(なつき) 『形物香合』の詳細はプロフィールリンクからご覧ください。 >> @nostosbooks #形物香合 #香炉 #香木 #香りのある暮らし #nostosbooks #ノストスブックス #松陰神社前 #松陰神社前駅 #松陰神社商店街 #世田谷線#古本 #古本屋 #古書店 #東京古書店 #古本屋巡り #アート本 #アートブック #デザイン本 #ブックデザイン」7月11日 12時21分