nostos booksのインスタグラム(nostosbooks) - 8月9日 19時12分
「洋書は英語が読めないからちょっとわかりませぬ…」というお方へお送りする本日の一冊。
本書「The Twentieth Century Book」は、1880年代から1960年代までのおよそ80年間の長い歴史の中、「本の中のイラストとデザイン」にどんな進化と発展が起こったのかという研究考察の書。
各章がどんなテーマで纏められているかを知るだけでも違うと思いますので、稚拙ながら翻訳してみました。8章にわけられた章ごとのテーマはこんな感じ。
1章:アールヌーボーあるいはプライベートプレスの歴史主義
2章:ドイツとフランスのニュータイポグラフィとイギリスにおける印刷の復活
3章:イギリスとアメリカで起こった商業本生産に対するフランスの影響
4章:本の挿絵におけるドイツ人の印象主義と表現主義の影響
5章:イギリスとアメリカの伝統的なイラスト
6章:イギリスとフランスの木版画の復活
7章:子供向け本のイラストとデザイン
8章:ペーパーバッグ(文庫本)の爆発と現代のブックデザイン
個人的に面白かったのは第1章、第2章、第6章。
ウィリアム・モリスやピアズリーの小さな個人活動が、国を超え時を経て、進化を遂げて返ってくる様はまるで生き物のよう。
英語がスラスラ読める人はぜひ各解説も読んでみてください。かなり深い考察を学べるはず。
『The Twentieth Century Book』の詳細はプロフィールリンクからご覧ください。
>>@nostos books
#TheTwentiethCenturyBook #nostosbooks#ノストスブックス #松陰神社前 #松陰神社前駅 #松陰神社商店街 #世田谷線#古本 #古本屋 #古書店 #東京古書店 #古本屋巡り #アート本 #アートブック #デザイン本 #ブックデザイン #おすすめ本 #おすすめの本
[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)
>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する
91
0
2019/8/9