日高光啓のインスタグラム(skyhidaka) - 8月20日 19時48分

⑨
カラダガガタガタデアル。
高揚感と充足感と緊張感に満ちた空間であった。22日にサマーボム、23日に大阪のドライブin Concert、29日にa-nationとライブが立て続くので、1日でまとめてリハーサルをやったのだ。

"3本別のライブのリハを一気にやるなんて…"という懸念はもはやウチのチームには存在しない。

てんで別のワンマンライブを一週間で3本とか作る男が旗を持っているからだ。

旗持として情けない姿は見せられない…考えながら聴きながら歌うというこの作業、ペース配分を保ちながら80%くらいの力量でやるのが正解であろう。

聴かせる音、渡すメッセージ、見せる物、立つスタンス、一つ一つをまるで中島誠之助の検品の如く進めていく。

「いい仕事してますねぇ〜」と思わず言いたくなるSUPER FLYERS SQUADの演奏はその作業を労働から褒賞へと昇華させてくれる。

ただ、昇華にも限度があってだね。
そこまで上り詰めさせろとは言っていないんだよ望月。

ドラムがものっそい（物凄い）煽ってくる。
どう考えてもありえないレベルの手数と音圧が、中止になった数々の夏フェスの怨念を纏って物凄いプレッシャーをかけてくる。

音楽は、コミュニケーションである。
そんなものを受ければ自ずとギターも歪みと音圧を増す。

赤ん坊と一緒に遊んでいる時に、加減を知らぬ故に思わぬ力で引っ張られて驚いた事はないだろうか。
暴力的ですらある勇猛果敢なサウンドが遠慮なく心臓に入り込んでくる。

うーん…楽しい。
もうこうなるとひたすらに楽しい。
もはや検品とかいう話ではない。むしろサザビーズで落札された絵をその場でシュレッダーにかけるような破壊的高揚感だ。

全身を使って呼応した僕の体は、本文の一行目のようにもう人間としての機能を果たさないレベルに酷使されてしまった。

リハで頭振りすぎて首痛いもん意味わかんないよね笑。

今日ゆっくりと寝たら、
明日はYoutubeでホームパーティー、
明後日と明々後日が早速のライブ…やっと、少し形の変わった僕の夏フェスの幕開けである。

相変わらず幸福感を漂わせる時間をくれる仲間との心強いリハーサルを終えて、こちらは準備万端である。

…明日鍼は打つけど。
今週来週よろしくね！

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