林信行さんのインスタグラム写真 - (林信行Instagram)「夜の遊園地が、メディアアートの美術館に! 真っ暗な空の下、夜の遊園地で大人と子供が一緒に踊っている様子がなんとも素敵でした。  TOKIWAファンタジア2020 ~2021.01.31 ときわ遊園地(山口県宇部市則貞3-4-1)  来年、山口県の7つの市町(山口市、宇部市、萩市、防府市、美祢市、山陽小野田市、島根県津和野町)で開催される山口ゆめ回廊博覧会は、これらの市町を芸術、祈り、時、産業、大地、知、食の7つの回廊でつなぐイベント。 先日、そのプレイベントで福岡から日本に1台しかないプレミアムなバスで巡ったことは既に投稿したが、このプレイベントの目玉とも言える展示が、ツアー時には始まっていなかった。 大好きなアーティストのクワクボリョウタさんも出品するということもあって、なんとかいけないかと画策していたところ「大分から高松に移動する途中で寄ればいい!」というバカなことを思いついてしまった。  大分から高松への移動時間は2〜3時間。それに対して大分から山口の宇部までは3時間ほど、受けから高松までも3時間ほど。スケジュールの都合で、たった30分しか寄れないことが判明するが、せっかくだからそれでも行こうと駆け足で見に行った。 レンタカーでもしないと行けなそうなTOKIWA遊園地。ローカル電車とローカルバスを乗り継いだり30分の道のりを歩いたり。 でも、真っ暗な無人駅の向こう側に灯台の灯りが見えたりと、なかなか楽しい旅路となった。 (詳細はこちらを参照 https://twilog.org/nobi/date-201212 )  遊園地に入るや、自分の影の跡を猿たちの影が追いかけてくる。隣接する動物園のサルたちが脱走し夜の遊園地にくりだしたことを感じさせる作品はplaplax『The Great EscApe』。子供たちが楽しそうに影と追いかけっこをしていた。  遊園地の目玉の観覧車には大きな顔が映し出され、目の前の呪われた城となんだか会話をしている。髙橋匡太『たてもののおしばい 観覧車と呪われた城』と『カオハメ・ザ・ワールド in ときわ遊園地』という作品だ。  大好きなクワクボリョウタさんの作品は、キャプションが見つけられず最初、どれだかわからなかったが、隅っこの静かなエリアで美しい光を放っていてきれいで既に何度も映像を撮っていた作品だったことが後からわかった。 遊園地のある宇部市(山口空港の近く)で発明されたという「南蛮車」の動きを光の流れで再現した「残像」という作品だ。南蛮車とは、樽に手押しのハンドルがついたようなもので、ここに紐を巻き付けて炭鉱の穴の底などから重いものを引き上げるのに使われていた道具のようだ。  そして帰りがけに見かけて、あまりにも楽しそうだったので、一瞬、高松への移動を諦めて「宇部での一泊」という考えを頭によぎらせたのが光と音に包まれる、幻想的な体験、三谷 正の『UbeCube1.0』。大人も子供も一緒になって踊っている様子がなんともステキだった。  これを見つけた時、まるで人々が映画「未知との遭遇」のUFOを囲んでいるシーンを思い出してしまったのだが、まさにその通りを狙っていた作品がもう1つあったことに後から気がついたミラーボーラーさんの『Close Encounter 369』という作品。 残念ながら30分の訪問では見逃してしまったようだ。  この5作家による6作品をキュレーションしたのは、おなじみBEPPU PROJECTの山出淳也さん。  私は大分からフェリーで渡って向かうという、かなり特殊なルートを使ったので遠くなってしまったが、同じ宇部市にある山口空港なら案外近いかも知れない。 山口を訪れる人は、1日早く出発して、予定の前夜、この遊園地で童心に戻るのも悪くないかも知れない。  #山口ゆめ回廊博覧会 #TOKIWAファンタジア. #ときわ遊園地 #山出淳也」12月28日 13時05分 - nobihaya

林信行のインスタグラム(nobihaya) - 12月28日 13時05分


夜の遊園地が、メディアアートの美術館に!
真っ暗な空の下、夜の遊園地で大人と子供が一緒に踊っている様子がなんとも素敵でした。

TOKIWAファンタジア2020
~2021.01.31
ときわ遊園地(山口県宇部市則貞3-4-1)

来年、山口県の7つの市町(山口市、宇部市、萩市、防府市、美祢市、山陽小野田市、島根県津和野町)で開催される山口ゆめ回廊博覧会は、これらの市町を芸術、祈り、時、産業、大地、知、食の7つの回廊でつなぐイベント。
先日、そのプレイベントで福岡から日本に1台しかないプレミアムなバスで巡ったことは既に投稿したが、このプレイベントの目玉とも言える展示が、ツアー時には始まっていなかった。
大好きなアーティストのクワクボリョウタさんも出品するということもあって、なんとかいけないかと画策していたところ「大分から高松に移動する途中で寄ればいい!」というバカなことを思いついてしまった。

大分から高松への移動時間は2〜3時間。それに対して大分から山口の宇部までは3時間ほど、受けから高松までも3時間ほど。スケジュールの都合で、たった30分しか寄れないことが判明するが、せっかくだからそれでも行こうと駆け足で見に行った。
レンタカーでもしないと行けなそうなTOKIWA遊園地。ローカル電車とローカルバスを乗り継いだり30分の道のりを歩いたり。
でも、真っ暗な無人駅の向こう側に灯台の灯りが見えたりと、なかなか楽しい旅路となった。
(詳細はこちらを参照
https://twilog.org/nobi/date-201212


遊園地に入るや、自分の影の跡を猿たちの影が追いかけてくる。隣接する動物園のサルたちが脱走し夜の遊園地にくりだしたことを感じさせる作品はplaplax『The Great EscApe』。子供たちが楽しそうに影と追いかけっこをしていた。

遊園地の目玉の観覧車には大きな顔が映し出され、目の前の呪われた城となんだか会話をしている。髙橋匡太『たてもののおしばい 観覧車と呪われた城』と『カオハメ・ザ・ワールド in ときわ遊園地』という作品だ。

大好きなクワクボリョウタさんの作品は、キャプションが見つけられず最初、どれだかわからなかったが、隅っこの静かなエリアで美しい光を放っていてきれいで既に何度も映像を撮っていた作品だったことが後からわかった。
遊園地のある宇部市(山口空港の近く)で発明されたという「南蛮車」の動きを光の流れで再現した「残像」という作品だ。南蛮車とは、樽に手押しのハンドルがついたようなもので、ここに紐を巻き付けて炭鉱の穴の底などから重いものを引き上げるのに使われていた道具のようだ。

そして帰りがけに見かけて、あまりにも楽しそうだったので、一瞬、高松への移動を諦めて「宇部での一泊」という考えを頭によぎらせたのが光と音に包まれる、幻想的な体験、三谷 正の『UbeCube1.0』。大人も子供も一緒になって踊っている様子がなんともステキだった。

これを見つけた時、まるで人々が映画「未知との遭遇」のUFOを囲んでいるシーンを思い出してしまったのだが、まさにその通りを狙っていた作品がもう1つあったことに後から気がついたミラーボーラーさんの『Close Encounter 369』という作品。
残念ながら30分の訪問では見逃してしまったようだ。

この5作家による6作品をキュレーションしたのは、おなじみBEPPU PROJECTの山出淳也さん。

私は大分からフェリーで渡って向かうという、かなり特殊なルートを使ったので遠くなってしまったが、同じ宇部市にある山口空港なら案外近いかも知れない。
山口を訪れる人は、1日早く出発して、予定の前夜、この遊園地で童心に戻るのも悪くないかも知れない。

#山口ゆめ回廊博覧会 #TOKIWAファンタジア. #ときわ遊園地 #山出淳也


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2020/12/28

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