Boojilのインスタグラム(boojil) - 3月13日 14時08分
😴不眠日記①😴
不眠になって11日が過ぎ、人生で初めて心療内科にいった。風邪を引いた時もできれば漢方や自然療法を望む私にとって、この事実は自分とは反する行動。
しかしながら寝たい、寝たいのに眠れない。寝れない日々を体験したことのある者なら理解できるであろう。
つまり、頭がおかしくなりそうな気配がすぐ傍にあるような夜を過ごすのだ。このまま眠れなかったら、日常生活に戻れない気がする。実際に睡眠時間11日間の中で寝たという意識がもてたのはトータル5時間。
それでも人(わたしは)は死ななかった。
なんとか寝たい、それだけを目標に、朝日を浴び、散歩もしたし、ジョギングもゾンビみたいな形相であったものの実行に移した。腸内環境を整えるヤクルト1000も飲んだし、ヨガも毎晩、白湯に、ハーブ入りのカイロで身体を温めたりもした。
それでもダメだった。結果頭の中をぐるぐると気がかりなことが渦巻いて離れない。眠るより、考える。そのことで神経が過敏になり眠れないのだ。
心療内科の先生は、80歳手前に見える御老体で、スターウォーズに出てくるジャバザハットと、子泣き爺のハーフみたいな人だった。白衣はボロボロで、採血では腕に青あざができるほど下手くそだった。
それでもさすがは元大学病院の先生だ。数件病院をまたいで眠れなかったわたしの身体を詳細まで調べ上げ、メンタルカウンセリングもしっかり行ってくれたおかげで、わたしはその夜何をしても眠れなかった11日間から解放されたのである。
翌日、バキバキに凝り固まった身体をほぐしに整骨院に行き、ある程度ほぐしてもらったあと、一人近所のレストランへ。
初めて入る店だった。華美ではないし、ちょうどよい懐かしさのあるフレンチレストラン。
自分の機嫌は自分でとる。最近教わった言葉。わたしはローストビーフランチを頼んだ。
こんなローカルな場所にこんなに美味しい店があることにも驚いたし、何より店の雰囲気が優しかった。
過剰な接客はなくても、美味しいものを美味しい、とちゃんと言葉にして良い店。ひとりの時間をちゃんと認めてくれる店だった。
たったひとつの、たったひとりの、わたしにしか味わうことのできない人生は、誰かに選択をしてもらうものじゃなくて、自分がどうしたいのかをはっきりさせる必要がある。
大きな夢や展望はあっても叶わなかったときに自分を苦しめるだけだし、自分に期待しすぎるよりも、今の自分をよく理解して、他人の意見や見られ方を気にせずに、自分を信じることができさえすれば世界は開ける。
こんな状況のわたしも、レストランで用意されたカトラリーの曲線の美しさとか、ローストビーフのおいしさとか、ウェイトレスのおばさんの気の利くサーブの仕方とか
そういう観察してるだけでじわじわと自分の力の一部にすべてのものが味方であることを理解する。
世の中は残酷なこともあるけれど、一個人でいったら幸せを感じられる小さな小さなものや出来事は毎日のように誰かを包んでいるように思う。
わたしだって落ち込む日はあるように、誰かが落ち込む夜があっても、きっと大丈夫。そんなことをここで紡げたら良いなと思う。
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2023/3/13