矢島舞美のインスタグラム(maimiyajima_official_uf) - 7月6日 21時39分

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突然の事で頭の整理が追いつかずにいます。
子供だった私が憧れたのは、夏先生たちが作り上げてきたハロプロでした。
キッズオーディションに合格した頃ツーステップが踏めない私に『え？ツーステップもできないの？？』と夏先生は本気でビックリしていました。出来ない事が急にものすごく恥ずかしくなって、一生懸命特訓したなぁ。
キッズ時代の忘れられないエピソードは他にもあって、先輩のMV出演メンバーに選ばれていた私は、振り入れの時に覚えの悪さからメンバーチェンジされてしまった事がありました。
悔しくて悔しくてスタジオの隅で泣いていた私のところに夏先生はやって来て『泣いてる時間が勿体ないよ。悔しかったら人の何倍も練習しなさい。』と仰いました。
子供ながらに、人と同じだけ練習してたんじゃこの世界では勝てないんだ。苦手なものなら尚更。誰かが寝ている間に、誰かが遊んでいる間に、誰かが休憩してる間に！少しでも練習しなくちゃチャンスは逃げていくんだ、というのを知りました。その日から自分の中の火がバチッと燃え出したような感覚になったのを覚えています。
例え小学生だろうと、人前に立つからにはプロとして、甘やかしは一切なしで厳しく私たちを育ててくれた夏先生。
未だにこの瞬間をふと思い出しては、身が引き締まる気持ちになるんです。
私が負けず嫌いになったのも、練習をしてもしても心配でもう一回！もう一回！と思う人間になったのもこの経験があったからです。
夏先生からのプロとしての教えや、夏先生が残して下さった楽しい振り付けの数々は、ずーっとこの先も生き続けます。
私たちは夏先生の言葉を思い出しては、背中を押され、夏先生の振り付けに触れるこれからの世代の子供たちは、みんなキラキラとした希望を貰うんだろうな、と思います。小学生の私がそうだったように。。。
夏先生との思い出を胸に、私は表現者として、これからも誰かの希望になれるよう歩み続けます。
天国から見ていて下さい。夏まゆみ先生、愛あるご指導、本当にありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。

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