森 拓郎のインスタグラム(mori_taku6) - 8月1日 18時02分
「どこのメーカーのシューズがいいですか?」なんていう質問はよく頂きますが、正直みんな足の形やフォームも違うし、目的も違うんだから、人による!としか言いようがないですね。
今回比較で出したのはニューバランスのランニングシューズのド定番、フレッシュフォームシリーズ。
その中でも880と860といった、一見見た目ほぼ同じで、番号も近いから一緒でしょ?と思っちゃうシューズ。
いやいや全然違うねん。
ニューバランスに限らず、どのメーカーも絶対にバリエーションをもっているのが、このニュートラルモデルとサポートモデル。
サポートモデルというのは、オーバープロネーション という、土踏まずの部分がグシャっと内側に潰れないように、内側をしっかりサポートさせているモデルです。
扁平足や外反拇趾があったり、足元が不安定な方、足底腱膜炎やアキレス腱炎、膝痛や腰痛のなど、走ると痛みが出る人は、もしかしたら、そのオーバープロネーションが原因かもしれません。
ニューバランスでいうと、このフレッシュフォーム860がそれにあたります。880はニュートラルモデルなので、サポートがありません。
よくよく見比べてみると、左の860が接地した後に足が真っ直ぐなのに対して、右の880はグニャっと内側に潰れますね?
もしかしたらそれが、あなたがランニングで脚が太くなってしまう原因、またはどこかに痛みが出てしまう原因かも??
ということですね。
実際、履いてすぐに踵が包まれるような860のサポート感、安心感は半端ないです。
ウォーキング用としては、少しソールが柔らかいので、早歩きくらいならいいかもですが、普段履きはあまりオススメしません。
じゃあどのシューズも内側サポートつければいいのに、なんで一部だけなの?と思ったアナタ…とても良い疑問です!
実はオーバープロネーションが怪我の原因になるという確かなエビデンスはありません。
しかし、現場感では、やはりオーバープロネーションしすぎちゃう人は、色んな弊害出ているなという印象はあります。
逆に、フルマラソンの世界記録保持者であるキプチョゲ選手、日本のマラソン第一人者の大迫傑選手のレースのフォームをみると、結構なプロネーションをしているんですよね…!
まあつまりは、内側に潰れるのが、負荷になってしまうのか、逆にそれをビョーンとしならせるようにバネにするのかは、テクニックなのか、才能なのか…というところでもありますね。
ただ、怪我をなるべく予防したい初心者ランナーや、既にどこかが痛くてケアしながら走りたい人、スピード上げる時は別のシューズだけど、ゆっくり走りたい時のジョグ用として履きたい人、脚をなるべく太くしたくない人などにはサポート機能がついたシューズはおすすめです。
他のメーカーにもサポート系はあるので、気に入った合うシューズを履いてみてね!
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2023/8/1