笠井信輔のインスタグラム(shinsuke.kasai) - 9月1日 17時58分


今日、9月1日は私の新刊本
「がんがつなぐ足し算の縁」
発売日…

と言うより、さらに重要な

今日は「防災の日」
ちょうど
100年前に関東大震災が発生した日なんです

今日は北九州でお仕事なんですが
モノレールも、防災訓練のために遅延していました

日本において【大震災】と名のつく地震は

・1923年(大正12年)
関東大震災
️・1995年(平成7年)
阪神淡路大震災
️・2011年(平成23年)
東日本大震災

この3つだけです

死者行方不明者【10万5000人】
阪神淡路大震災 5500人
東日本大震災  1万8000人

全壊・全焼家屋【29万棟】
阪神淡路大震災 11万棟
東日本大震災  12万棟

私は、
阪神淡路大震災は当日から
東日本大震災は翌日から
現地で長期にわたって取材をした経験から、関東大震災がどれほどの被害だったかが痛いほどわかります

あれから100年
大都市となった関東は大きな地震に見舞われていません

阪神淡路大震災も、東日本大震災も、あの災害を乗り越えることができた1つのキーワードは
地域の絆、あたたかさ、我慢強さ、人と人とのつながりでした

自治会といった、普段なんでもないような地域活動が、極めて重要な役割を果たすのが震災だと言うことにも気づかされました

しかし、東京では、自治会が機能していない
いや、自治会のない地域も本当に多い

マンションは、もう自治会ではなく、修繕やゴミ出しの当番を決める管理組合です

今、東京で大地震が起きたら、兵庫や東北のような状況では済まないと思います

確かに、避難所の準備や様々な防災設備、備品が過去の大震災の時に比べてかなり整いつつあります

阪神大震災の時など、避難所のトイレはめちゃくちゃでしたから

でも、災害用トイレが完備されたとしても、それをどう使うかは人次第

誰が掃除をするのか?

東日本大震災でも、熊本地震でも
自治会が中心となって被災者自身がすべてを担っていました

「誰かが、役場の人が、ボランティアが、やってくれるに違いない」
そう思いがちなのが都会の人です
しかし、大災害のときには避難所には、しばらく誰もやって来ません
1000人近く集まってくる小学校の避難所
そこには被災者しかいないのです

「人を救うのは人しかいない」

もっと言うと

「被災者を救うのは被災者しかいない」

2つの大震災の取材で、そのことを強烈に胸に刻みました

だからこそ、こうした節目の日くらい、私たちは
「もし今大地震が起きたら」
についてしっかりと考えなければいけないと思います

東京のお台場に
「そなエリア」と言う、防災体験施設があるのをご存知ですか?

関東大震災100年を機に、先日訪ねてみました

これはすばらしい体験施設だと思いました

エレベーターに乗っている最中に大震災に見舞われて
それから7 2時間、避難所に到着するまでを実際に動きながら、生々しく体験できるのです

まず1人1台タブレットが配られます
そのタブレットの指示に従いながら被災地を脱出

震災が起きたら、こんな体験をするのか、大人も子供も勉強になります

エレベーターに乗ると、早速地震発生!

エレベーターを降りると

そこには、まるで映画のセットのような、被災した町並みが広がっていました

一人一人タブレットによって違う指示が出された場所に移動します

クイズに答えながら、いろいろな学びを受けるのです

そしてやっと避難所に到着

どんな生活をするのかの展示がリアルにされています

また、防災おける様々なヒントが掲示されていて

ペットのことなど、我が家もかわいい猫ちゃん2人ますので
本当に考えなきゃいけないんです

ぜひ、涼しくて、これだけ学べて
無料です!

遊園地行くより、ずっと安くて
しかも、家族で楽しむことができます

デートにつかっている若いカップルもいました

素敵ですよね

実は、この地下には、政府の災害対策オペレーションルームが設置されています

ここは「シン・ゴジラ」のゴジラ対策本部として撮影にも使われた場所なんですよ

その地上部分を「そなエリア」は利用しているんです

東京の小中学生は、全員ここに行ったほうがいい!

関東大震災、100年の今日だからこそ
「行ってみようかな」
「防災のことを考えよう」
と思ってもらえるとうれしいです


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield) 更年期に悩んだら

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

2,758

5

2023/9/1

笠井信輔を見た方におすすめの有名人