猫カフェきぶん屋さんのインスタグラム写真 - (猫カフェきぶん屋Instagram)「沖縄の件シェアしてください的な  しょっちゅうシェアしてくださいという旨のメッセージがきてます。 シェアしない一番の理由は過去に苦い思い出があるから。  8年前、とある動物愛護センターに収容されている子猫が週末殺処分予定で、それを止めるためにシェアしてくださいという旨の投稿をシェアしてほしいと言われて当時5万フォロワーくらいのFacebookページでシェアしたら、その動物愛護センターがネット上で炎上して電話が鳴り止まず業務に支障が出てしまいました。 詫びに行って真相を聞くと、殺処分の予定は元々ないしどこかで間違った情報が流れているとのこと。 めちゃくちゃ反省しました。 伝言ゲームでどこからか事実ではない情報になっていたのです。 僕はシェアをする時は事実の確認と、反対側からの立場の意見や趣旨を聞いてから判断します。  逆にデマを流されて炎上したこともあります。 なぜか父子家庭で育っていたことになってたり訳のわからない話に。 コメント欄がまあ憎いこと。 芸能人が自殺に追い込まれる気持ちが分かりました。 顔の見えない人たちから誹謗中傷される怖さを知る人はそう多くはないでしょう。  前置きはここまで。 本題に入りますと、最近SNSでよく見かける沖縄県の餌やり禁止条例を食い止めろ的な投稿。 シェアしてくださいがメッセージ来るんです。  第13条 何人も、飼い主のいない猫に対し、県または市町村が定める方法によらず、給餌または給水を行ってはならない。  この条例案を見てどう読み取るかは人それぞれ。 僕は今年沖縄の動物愛護を勉強しに行ってどんな状況かを確認したので、行政がむやみに餌やりをする人を減らして、猫が繁殖することを食い止めて適切な餌やりをすることで殺処分を減らしたいからこういう条例をつくろうとしていると感じました。 実際電話して聞いてみたら、地域猫に餌やりをするなというわけでもなく、置き餌して周辺環境を汚さないように迷惑にならない餌やりはオッケーで、繁殖する猫を減らしていきたいとのこと。 条例に対してはもう少し補足が欲しいなと思ってます。  SNS上では『行ってはならない』という部分が強調されて削除を求めますというような投稿がほとんど。 その読み取り方も人それぞれでそう思うことに対して問題だとは思いません。 適切な餌やりをしている人がやりにくくなるからもっとこういう表現をした方が分かりやすいという案はむしろどんどん聞いてみたい。  条例や法律、憲法というのはある程度柔軟に解釈できるように書かれていて、一例で言えば自衛隊が違憲かどうか解釈の違いでいまだに答えは出ません。 今回の条例も文章を読む人によって色々な解釈の仕方があり、改善の余地はあるので建設的な話し合いをしてより良い条文を作りたいです。  僕が問題視しているのは3点。 まず、シェアしてくださいとメッセージしてきた人に、行政に電話して意図や趣旨を聞きましたか?と問うと電話した人は0。 よくもまぁそんな情報量で僕にシェアしてと言ってきたなと。 僕がそれを鵜呑みにしてシェアして真実と異なれば下手したら訴えられますよ。 なぜ行政の話を聞こうとせずに真実か分からない投稿をシェアできるのか。 ちなみにTwitterでリツイートしただけで元大阪府知事から名誉毀損で訴えられて33万円の支払いを命じられた人もいます。  そして、行政に対しての言葉遣い。 そこそこフォロワーの多い人がデニー◯ねとか行政は頭わいてんのかとか書いてましたが、一線を超えているどころか誹謗中傷です。 有名な人がこの投稿をシェアしてるコメント欄を見ると醜い言葉が並んでます。 行政に対してなら何を言ってもいいのか。 冷静になりましょう。 行政に感情をぶつけた的外れな電話が来週からなくなりますように。  最後に事実と仮説をごちゃ混ぜにしてること。 目の前で餓死しそうな猫に餌を与えたら犯罪になりますとか、この条例が通れば全国の野良猫に餌を与えられなくなりますとか、沖縄県は野良猫の殲滅を企んでいますとか投稿している人を見たのですが、全部仮説(というより一部は妄想)ですよね。 気持ちはわかります。 僕もノネコの問題に対しての沖縄のやり方は問題視してますし、行政に対しての信用がないことも理解できます。 けれど、それと今回とごちゃ混ぜにするから話がおかしくなります。 行政の意図や立場を全く書かずに仮説を事実かのように煽っている人、それに釣られる人、罵声を浴びせる人。  それぞれがこうした方が良いという案を出し合って、より良い案にしていくことが民主主義の醍醐味。 反対意見を伝えることも醍醐味の一つ。 しかし、罵声、恐喝の飛び交うだけのやり取りはクソおもんない民主主義になります。 せっかくの機会なので他の自治体がどのような表現をしていてどうしたらうまくいくのか事例を調べて伝えてみましょう。 めちゃくちゃ勉強になりますよ。  何度も書きますが僕はこの条例に賛成か反対かと言いたいわけでなく意見を伝えようとしている人のスタンスを建設的にしていきましょうと。 僕たちがやってきたいことも行政がやっていきたいことも、生まれてくる猫を減らして殺処分を減らすことなんです。 そして、誰もが殺処分はしたくない。  対立ではなく対話を。」11月26日 19時47分 - nekocafekibunya

猫カフェきぶん屋のインスタグラム(nekocafekibunya) - 11月26日 19時47分


沖縄の件シェアしてください的な

しょっちゅうシェアしてくださいという旨のメッセージがきてます。
シェアしない一番の理由は過去に苦い思い出があるから。

8年前、とある動物愛護センターに収容されている子猫が週末殺処分予定で、それを止めるためにシェアしてくださいという旨の投稿をシェアしてほしいと言われて当時5万フォロワーくらいのFacebookページでシェアしたら、その動物愛護センターがネット上で炎上して電話が鳴り止まず業務に支障が出てしまいました。
詫びに行って真相を聞くと、殺処分の予定は元々ないしどこかで間違った情報が流れているとのこと。
めちゃくちゃ反省しました。
伝言ゲームでどこからか事実ではない情報になっていたのです。
僕はシェアをする時は事実の確認と、反対側からの立場の意見や趣旨を聞いてから判断します。

逆にデマを流されて炎上したこともあります。
なぜか父子家庭で育っていたことになってたり訳のわからない話に。
コメント欄がまあ憎いこと。
芸能人が自殺に追い込まれる気持ちが分かりました。
顔の見えない人たちから誹謗中傷される怖さを知る人はそう多くはないでしょう。

前置きはここまで。
本題に入りますと、最近SNSでよく見かける沖縄県の餌やり禁止条例を食い止めろ的な投稿。
シェアしてくださいがメッセージ来るんです。

第13条
何人も、飼い主のいない猫に対し、県または市町村が定める方法によらず、給餌または給水を行ってはならない。

この条例案を見てどう読み取るかは人それぞれ。
僕は今年沖縄の動物愛護を勉強しに行ってどんな状況かを確認したので、行政がむやみに餌やりをする人を減らして、猫が繁殖することを食い止めて適切な餌やりをすることで殺処分を減らしたいからこういう条例をつくろうとしていると感じました。
実際電話して聞いてみたら、地域猫に餌やりをするなというわけでもなく、置き餌して周辺環境を汚さないように迷惑にならない餌やりはオッケーで、繁殖する猫を減らしていきたいとのこと。
条例に対してはもう少し補足が欲しいなと思ってます。

SNS上では『行ってはならない』という部分が強調されて削除を求めますというような投稿がほとんど。
その読み取り方も人それぞれでそう思うことに対して問題だとは思いません。
適切な餌やりをしている人がやりにくくなるからもっとこういう表現をした方が分かりやすいという案はむしろどんどん聞いてみたい。

条例や法律、憲法というのはある程度柔軟に解釈できるように書かれていて、一例で言えば自衛隊が違憲かどうか解釈の違いでいまだに答えは出ません。
今回の条例も文章を読む人によって色々な解釈の仕方があり、改善の余地はあるので建設的な話し合いをしてより良い条文を作りたいです。

僕が問題視しているのは3点。
まず、シェアしてくださいとメッセージしてきた人に、行政に電話して意図や趣旨を聞きましたか?と問うと電話した人は0。
よくもまぁそんな情報量で僕にシェアしてと言ってきたなと。
僕がそれを鵜呑みにしてシェアして真実と異なれば下手したら訴えられますよ。
なぜ行政の話を聞こうとせずに真実か分からない投稿をシェアできるのか。
ちなみにTwitterでリツイートしただけで元大阪府知事から名誉毀損で訴えられて33万円の支払いを命じられた人もいます。

そして、行政に対しての言葉遣い。
そこそこフォロワーの多い人がデニー◯ねとか行政は頭わいてんのかとか書いてましたが、一線を超えているどころか誹謗中傷です。
有名な人がこの投稿をシェアしてるコメント欄を見ると醜い言葉が並んでます。
行政に対してなら何を言ってもいいのか。
冷静になりましょう。
行政に感情をぶつけた的外れな電話が来週からなくなりますように。

最後に事実と仮説をごちゃ混ぜにしてること。
目の前で餓死しそうな猫に餌を与えたら犯罪になりますとか、この条例が通れば全国の野良猫に餌を与えられなくなりますとか、沖縄県は野良猫の殲滅を企んでいますとか投稿している人を見たのですが、全部仮説(というより一部は妄想)ですよね。
気持ちはわかります。
僕もノネコの問題に対しての沖縄のやり方は問題視してますし、行政に対しての信用がないことも理解できます。
けれど、それと今回とごちゃ混ぜにするから話がおかしくなります。
行政の意図や立場を全く書かずに仮説を事実かのように煽っている人、それに釣られる人、罵声を浴びせる人。

それぞれがこうした方が良いという案を出し合って、より良い案にしていくことが民主主義の醍醐味。
反対意見を伝えることも醍醐味の一つ。
しかし、罵声、恐喝の飛び交うだけのやり取りはクソおもんない民主主義になります。
せっかくの機会なので他の自治体がどのような表現をしていてどうしたらうまくいくのか事例を調べて伝えてみましょう。
めちゃくちゃ勉強になりますよ。

何度も書きますが僕はこの条例に賛成か反対かと言いたいわけでなく意見を伝えようとしている人のスタンスを建設的にしていきましょうと。
僕たちがやってきたいことも行政がやっていきたいことも、生まれてくる猫を減らして殺処分を減らすことなんです。
そして、誰もが殺処分はしたくない。

対立ではなく対話を。


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2023/11/26

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