今井絵理子さんのインスタグラム写真 - (今井絵理子Instagram)「一昨日、文教科学委員会で「休日の学校部活動の地域移行」について、質問させていただきました。  全国をまわる中で、自治体や保護者のみなさんから不安の声が耳に届いていたからです。  私たちが子どもの頃とは違い、少子化による生徒の減少のために部活動の存続が困難な現状があります。もはや1つの学校では野球部やサッカー部などのチームを作れなかったり、そもそも部の数が少なく希望する部活動が学校にないということも問題になっていました。  また、休日出勤が当然のようになっていた教員の働き方改革も必要です。  これらの問題を解決し、子どもたちに望ましいスポーツ・文化活動の環境を構築するために「休日の部活動の地域移行」がスタートしました。今後、休日に行われる部活動は地域にあるスポーツクラブなどに移行することになります。その為、文科省は今後3年間を「改革推進期間」と定め、"地域の実情に応じた適切な部活動の実施を目指していく"という方針を打ち出し、実証事業を行っています。  そんな中、全国をまわる中で、自治体や保護者のみなさんから心配や不安の声が耳に届いていました。  その課題の抽出と解決のために、委員会でとりあげることといたしました。  大きな課題の一つは生徒の費用負担です。  すでに地域移行が始まっている長崎県長与町の例でいえば、参加費は一ヶ月3,000円。 困窮世帯に対しては軽減のための補助が行われています。専門的なスキルを持つ指導員による活動は子どもたちの満足度は非常に高いようです 。しかし、これまで無料であった部活動に費用が発生することにはさまざまな意見があります。   川崎市の令和4年度の実践研究の例をみると、東高津中学校で土・日に行われた陸上競技部生徒の参加費は無料。 しかし、東高津中学校・高津中学校・西高津中学校、3校合同で1日だけ行われたバドミントン講習会では生徒の参加費は200円でした。   地域や指導者、必要な施設の利用料によって、地域移行に伴う経費と負担に大きな差が生じることが想像でき ることから、経済的な理由で子どもたちが参加できないことにならないように、参加費や活動で使用する道具などの支援や 子どものスポーツ機会の確保や居場所づくりのために、国として必要な予算を確保し支援すべきだと訴えさせていただきました 。  もう一つの大きな課題は地域の受け皿の体制の整備です。  地域クラブへ移行するといっても、受け皿となる地域のクラブや団体がなければ成立しません。すでに地域にクラブが存在していたとしても、休日の部活動を担えるほど人材が確保できないという声もあります。  地域移行ありきで拙速にすすめるのではなく、地域の実情に応じた対応と、それに対するサポートが必要です。   これまで他の事業においても、モデル事業当時は国から手厚い予算がつくものの、一般事業へと展開する際にはそれら国の支援が縮小あるいはなくなることにより、当初の事業目的が達成できないという例をいくつか見てきました。  将来的な財政支援の展望が見えない状態では、自治体も積極的に部活動の移行に踏み切れないということがないように、「改革推進期間」が終了する令和8年度以降も実証事業を通して見えてきた課題解決に向けて支援を継続できるよう求めました。   部活動の地域移行は大きな政策転換です。あくまで、子どもたちがスポーツ・文化芸術活動に継続して親しむことができる機会を確保するために行う事業です。経済的な事情や障がいを理由に活動の機会が減ってしまうことがあれば本末転倒。そうならないようにしっかりと取り組んでいきたいと思います。  地域の実情に応じた選択肢を広げ、子どもたちが参画できるスポーツなど文化芸術の多様な機会が保障できるように頑張ってまいります。 #参議院 #国会 #文教科学委員会 #部活動  #今井絵理子」12月2日 9時36分 - erikoimai0922

今井絵理子のインスタグラム(erikoimai0922) - 12月2日 09時36分


一昨日、文教科学委員会で「休日の学校部活動の地域移行」について、質問させていただきました。

全国をまわる中で、自治体や保護者のみなさんから不安の声が耳に届いていたからです。

私たちが子どもの頃とは違い、少子化による生徒の減少のために部活動の存続が困難な現状があります。もはや1つの学校では野球部やサッカー部などのチームを作れなかったり、そもそも部の数が少なく希望する部活動が学校にないということも問題になっていました。

また、休日出勤が当然のようになっていた教員の働き方改革も必要です。

これらの問題を解決し、子どもたちに望ましいスポーツ・文化活動の環境を構築するために「休日の部活動の地域移行」がスタートしました。今後、休日に行われる部活動は地域にあるスポーツクラブなどに移行することになります。その為、文科省は今後3年間を「改革推進期間」と定め、"地域の実情に応じた適切な部活動の実施を目指していく"という方針を打ち出し、実証事業を行っています。

そんな中、全国をまわる中で、自治体や保護者のみなさんから心配や不安の声が耳に届いていました。

その課題の抽出と解決のために、委員会でとりあげることといたしました。

大きな課題の一つは生徒の費用負担です。

すでに地域移行が始まっている長崎県長与町の例でいえば、参加費は一ヶ月3,000円。
困窮世帯に対しては軽減のための補助が行われています。専門的なスキルを持つ指導員による活動は子どもたちの満足度は非常に高いようです 。しかし、これまで無料であった部活動に費用が発生することにはさまざまな意見があります。
 
川崎市の令和4年度の実践研究の例をみると、東高津中学校で土・日に行われた陸上競技部生徒の参加費は無料。
しかし、東高津中学校・高津中学校・西高津中学校、3校合同で1日だけ行われたバドミントン講習会では生徒の参加費は200円でした。
 
地域や指導者、必要な施設の利用料によって、地域移行に伴う経費と負担に大きな差が生じることが想像でき ることから、経済的な理由で子どもたちが参加できないことにならないように、参加費や活動で使用する道具などの支援や
子どものスポーツ機会の確保や居場所づくりのために、国として必要な予算を確保し支援すべきだと訴えさせていただきました 。

もう一つの大きな課題は地域の受け皿の体制の整備です。

地域クラブへ移行するといっても、受け皿となる地域のクラブや団体がなければ成立しません。すでに地域にクラブが存在していたとしても、休日の部活動を担えるほど人材が確保できないという声もあります。

地域移行ありきで拙速にすすめるのではなく、地域の実情に応じた対応と、それに対するサポートが必要です。
 
これまで他の事業においても、モデル事業当時は国から手厚い予算がつくものの、一般事業へと展開する際にはそれら国の支援が縮小あるいはなくなることにより、当初の事業目的が達成できないという例をいくつか見てきました。

将来的な財政支援の展望が見えない状態では、自治体も積極的に部活動の移行に踏み切れないということがないように、「改革推進期間」が終了する令和8年度以降も実証事業を通して見えてきた課題解決に向けて支援を継続できるよう求めました。
 
部活動の地域移行は大きな政策転換です。あくまで、子どもたちがスポーツ・文化芸術活動に継続して親しむことができる機会を確保するために行う事業です。経済的な事情や障がいを理由に活動の機会が減ってしまうことがあれば本末転倒。そうならないようにしっかりと取り組んでいきたいと思います。

地域の実情に応じた選択肢を広げ、子どもたちが参画できるスポーツなど文化芸術の多様な機会が保障できるように頑張ってまいります。
#参議院
#国会
#文教科学委員会
#部活動
#今井絵理子


[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)

>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する

2,319

111

2023/12/2

今井絵理子を見た方におすすめの有名人