kaoringoのインスタグラム(kaoringo___) - 2月28日 19時16分

道具のはなし。
(続・土井善治先生の一汁一菜に感化されてるはなし)
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卵焼きが大好きで、以前買った銅の卵焼き器。
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洗っちゃいけない、油を塗りこめ！ってことで洗いたい気持ちを堪えて育ててきたのですが、まぁご覧のような状態。
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大好きな道具屋さん「日本橋木屋」のおじさんに相談したところ「それはしゃーない」とサクッと断言されたので諦めがつきました。
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良いものは沢山あっていつでも何でも手に出来る便利でお洒落な時代だけど、結局無意識に自分が手にするのは、「使い慣れた道具」で自分の生活に寄り添った「家電」なんだなぁと思う。
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料理も同じかなって思う。
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子供たちの求めるものは、ただ私の作った料理であって私の満足感ではないということ。
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子供いわく毎日毎日白和えが出たっていいんだって。
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毎日毎日おにぎりが出たっていいんだって。
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ぬか漬けのバリエーションが毎日毎日同じでもいいんだって。
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たくさんたくさん豪華で華やかな料理を見るのは楽しいけれど、どうか世の中の流れが毎日の食事が、そもそも食の世界が根本的なことをないがしろにしない、のんびりとした雰囲気になりますように。
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自分は無理だなぁ、なんでダメなんだろうと思ったら本末転倒。
そんな気持ちを抱かないで、普通でも質素でも投稿するまでもない食事でも、日々の食事に幸せ感じたほうがよっぽどいい。
情報過多は料理への気後れを招く(辰巳芳子さんの言葉)
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私はただ面倒臭がりなのと下ごしらえが好きなだけで、毎日の食事は普通の食事。盛り付けも凝らないし、派手でもない。
究極に面倒な日は、冷凍ストックをレンチンして子供たちに食べてもらう。
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今の職場に入って、感じたこと。
みんな美味しそうなお弁当を持参していて、麺だったり前の日の残りだったりおにぎりだったり。それがとてもとても美味しそうで自然で、良い意味で普通だった。
私は意気込んで派手に盛り付けたお弁当を持っていったのだけど、なんとなく恥ずかしかった。不自然で。
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もっと力を抜いて、普通を楽しもう。
毎日のことだから。
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道具は使い続けて、味になる。
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料理も作り続けて、自分の味になる。
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ワンパターン万歳！(結局これがいいたいのか)
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写真の本、オススメ。

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