日高光啓のインスタグラム(skyhidaka) - 10月1日 18時39分

2021年にメジャーデビュー予定のBOYS GROUPのオーディションをやる、という事で募集を開始してまだ一週間も経っていない状況なのだが、

物凄い数の応募が来ている…ありがたい限り。

内側でも足並みを揃え、見落とす事の無いよう交通整理をしてからしっかりと見たいのでまだキチンとは見れていないのだが、知らない訳じゃない名前を見受けた事もあり、テンションが上がっている…

わけだが、このオーディションそのものが
「韓国はじめ東アジア及びK-POPに対抗するために…才能の流出を防ぐために」やっていると思われている節もある事に対して少し違和感を感じたので（それ自体も凄い好意的な切り取りだけど、危惧する事もあったので）自分の口からポストしておこうと思う。

才能の流出を防ぐため、ではない。
正確には、
才能を殺さないため、である。

昔から日本でも若い世代で、
歌、ダンス、ラップ、ルックスのいずれか二つ以上が秀でている人というのはいたのである。
そして現在のそれは加速度的に増えていて、その中で運とエナジーを持った人が活躍の場を韓国に移せている、という状況だと認識している。

…上手くいけば世界的なスターであった才能が、人知れず消えていくことは本当に、本当に多い。

こればかりはゼロにはならないとも思うが、現在の日本で輝く場所を見つけられる可能性がとても低いのは確かであると思う。（一応言っておくけど現状の何かを否定するつもりはない。ただの方向性とそれへの適性、という話なので。）

この場所、というのは、単純な所属事務所のみを意味する訳ではなく、ポテンシャルを発揮できるクリエイティヴィティと、それを披露する場でもある。

最後の一つに関しては中々ハードルが高い。
才能の灯が消えていく割合が多かったその結果、日本ではそれを披露する場…わかりやすく言えば音楽番組等も次々と需要を無くしていったからだ。

もちろん「じゃあしょうがないね」で済む話では無いので考えるべき事やるべき事は山ほどあるわけだけど、

真ん中の一つ、「ポテンシャルを発揮できるクリエイティヴィティ」に関しては間違いなく今すぐにここ日本で用意ができる。

贔屓目に見ても、サウンド、メッセージ、スタンス、ヴィジュアルのセンスに長けた人は日本でもたくさんいるからだ。

ただそれがボーイズの才能と結びついていないだけだ。一度結びつけさえすれば、そこから更にオリジナリティ溢れるアーティシズムを発揮できる才能も出てくるだろうし。エンターテインメントに限らず人間の進歩は数珠繋ぎなので。

なのでとにかく！
クリエイティブファースト、クオリティファースト、アーティシズムファースト。

まずこれを前提にしたボーイズグループが存在する事が、日本のエンターテインメントに今一番必要な事だ！
…と、思うので募集をしているわけです。

俺がやってやる！ではない。一緒に始めてくれる仲間を募集している（一応言っておくけど俺がグループに参加するという意味ではないよ笑）。

君が持っている特徴や長所は、発揮する場所さえ手に入れれば人の耳目を一身に集める"才能"へと変貌する。

まだ見ぬ君の力を、才能を貸して欲しい。

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