山本未奈子のインスタグラム(minako_yamamoto) - 12月24日 09時15分
先日、ニールズヤード代表の梶原さんと対談する機会があった。
環境問題と美容は似ている。と梶原さんは言う。
失ってはじめて、気づくと。
なんとなく顔がたるんできた、シワ、しみが出てきた。
「もっと早くから対策をしておけばよかった」と思うのが美容。
ここ数年、大型台風や大規模な森林火災などの過去に例のない自然災害が起きて、地球温暖化や環境問題の深刻さをみんなが感じ始めた。「何の対策もせずにこのままいくと地球環境は取り返しのつかないことになる」と、ようやく世界全体が動き出したのが環境問題。
最近では、毎日どこかでカーボンニュートラルやC O２削減、再生エネルギーなどのワードを目にするようになった。
2030年までに2℃もしくはそれ以上気温が上昇したら、異常気象が加速し、ドミノ倒しのように気温上昇の連鎖が起こり元に戻れなくなる。そうなると、日本でも干ばつが起きて、食糧の収穫高が減少、深刻な水不足が起き、10億人以上が気候難民になると言われている。
「自分の子どもや孫の世代にどんな世の中を残したいか」と考えると、環境問題も急に身近に捉えられる。
日本では食品の大量生産による作りすぎや賞味期限切れなどの消費の食品ロスが深刻。まだ食べられるにもかかわらず廃棄されてしまった食料は2億人分にも値する。
この食料廃棄によって発生する温暖化ガスの量は、米国、中国に次いで日本が世界第3位。
18年に発表されたUNEPの報告書によると、日本人1人当たりのプラスチックごみ廃棄量も米国に次いで世界第2位。
個人でも企業でもいますぐ行動にうつせることがたくさんある。次世代のために、今私たちができることを一つ一つ始めたい。
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2020/12/24
