大田由香梨さんのインスタグラム写真 - (大田由香梨Instagram)「光を宿す大地の布私はこの布に出逢うためにこの旅に来ました。 @ryukyu_collection_kana で見せていただいた宮古上布原料は庭先で育てた苧麻、そこから糸を紡ぎ、図案を考え、自然の染料で染め、織る、そして仕上げる。全てが島の中だけで作られており、　どんなに早い方でも、1日に20cmしか織り進められない、年間10反しか生産できていないというとても貴重な布。気が遠くなる、神ごとのような手仕事が、宮古島の暮らしの中の伝統として、今も尚残っていることにとても感動するのです。「よくぞ残ってくれていました」と手を合わせたくなる尊さ🙏🏻 古布で作られた着物を羽織らせてもらいました。その繊細さと軽さと清涼感は宮古の風土そのもの。それ以上に宮古上布が醸す時間軸や想いは、今まで着た着物の中でいちばん、心正される凛とした空気を纏いました。 @ryukyu_collection_kana は作家さんの想いと共に民芸品を販売している素晴らしいお店で、そちらの店主のジンくんには、宮古上布のこれからの未来や、今できること。今やらなくてはいけないことなどを語り合いました。宮古の人と一緒でないと知ることのできない、神聖な場所へと案内をしてくれた事で、よりこの上布の意味を深く理解できました。宮古島の精神性が全て織り込まれたような素晴らしい布。ジンくんのお店で端切れを購入させていただきました。私にとって大切なものを忘れる事なかれと心正されるお守りのような布です🌿 宮古上布の作家さん新里玲子さんのお言葉がとても美しかったのでご紹介いたします🙏🏻 草から積まれた一本の糸が人の手と手をつなぎ心と心を織りなしてうまれた布。苧麻の栽培、糸積み、織り、砧打ち、悠久の時をこえた伝承のいとなみ。草木に染まり風をはらみ光を宿す大地の布だ」7月26日 8時12分