モルのインスタグラム(m_scape) - 8月11日 20時35分
(`・ω・)ノ( ´д`*)
.
『さっきのって?』
「もっと......なでて欲しい」
.
.
ボクの上に覆い被さったまま消え入るような声で恥ずかしそうにお願いしてくる。
重なってる部分がわかるくらい身体が熱くなっていた。
.
.
言われた通り、胸の上に乗せられた妹のアタマを撫でる。
妹もされるがままになってるので、まるでペットがなついてる感覚。
.
.
そう言えばボクら上2人の兄弟が東京に出たあと、親父も単身赴任してたはず。
幼少期に家族に甘えることができなかった反動が出てるのかも。
.
近親相姦を防ぐため、人は成長する中で異性の家族の匂いを嫌うよう遺伝子レベルでプログラムされている。
.
ただ、妹はその時期に男家族と過ごさなかったため、あまり抵抗がないのかも知れない。
.
.
.
くすぐったそうにしながらも手をとめるともっとと言わんばかりにこちらを覗き込んでくる。
.
撫でる。くすぐったがる。
この繰り返し。
なにこれ。ネコあやしてんのボク?
.
.
離れて暮らしてる間にこんなブラコンになってるとは。
こっちは妹相手にへんな気持ちになるわけにもいかず、要求されるがまま撫で続ける。
.
.
妹のアタマをさわるたびにクセのないさらさらの髪がボクの指の股をくすぐる。
.
髪の隙間から見えていた形の良い耳をなんとなく指の間にはさんでみた。
.
「ひゃっ///」
『バカ、変な声出すなよ』
「だって...いきなりエッチなことするから」
『耳さわっただけだろ』
「...よわいんだもん...」
.
微妙な空気が流れ、お互い黙り込んだ。
.
.
うん、やばいぞ。
変なスイッチ入りそうだ。
.
『もう満足したな?寝るぞ?』
.
自分にも言い聞かせるように声に出して妹をどかそうと肩に手をかけると、その手をつかんで腰のあたりにまわされ、なんかもぞもぞと移動してくる。
.
首元に近づいたかと思うと、さらに上まで移動してボクの耳に直接息がかかる位置に。
.
.
次の瞬間、耳があたたかく柔らかい感触につつまれた。
.
「仕返し♡」
.
.
#妹に教えられた話
.
.
[BIHAKUEN]UVシールド(UVShield)
>> 飲む日焼け止め!「UVシールド」を購入する
849
34
2015/8/11