宇賀那健一さんのインスタグラム写真 - (宇賀那健一Instagram)「昨日『転がるビー玉』、ホワイトシネクイントでの先行上映が始まりました。満席だったこと、そして渋谷再開発の象徴でもあるホワイトシネクイントで上映出来たこと、とても光栄でした。本日から2月6日（木）まで連日20:40～の回終了後に僕がゲストを招いて連日トークします。お得な前売り券も持ってますので、お越しいただける方は連絡いただけたら幸いです。あと終わったら飲みに行きましょう。来週から新作の準備が本格的に始まってしまうので、それまでにお越しいただいた方と飲みたいです。最後に、少し長くなりますが、『転がるビー玉』への想いを少し書きたいと思います。ここ数年、ワークショップで沢山の役者に出会ってきました。芝居への悩み、事務所の悩み、バイト先の悩み…など内容は様々だし、その人の目指すべきところは様々だけど、彼女ら（彼ら）は一様に、悩み、迷い、揺れ続けながらも一生懸命に夢に手を伸ばしていました。そして、その揺れが僕にはとても美しく見えました。かといって、僕はその人たちには何もしてあげることが出来ません。一緒に仕事をしたいと思う人は日に日に増えていくけれど、脚本上の役にハマるかはまた別の話だし、そもそも僕自身もまた映画が撮れるかどうかなんて分からない。僕はずっと彼らや彼女たちに「大丈夫だよ」という言葉をかけてあげたいと常々思っていたんです。でも、その「大丈夫だよ」は「役者として必ず売れるから大丈夫だよ」でも「目標としてる監督や作品に必ず出れるから大丈夫だよ」ではありません。そんなこと僕には分からないし、好きな人たちに無責任なことなんて言いたくない。僕が彼女ら（彼ら）にかけることが出来る「大丈夫だよ」は、「努力している貴方の魅力は日に日に増えていて、その魅力を分かってくれる人は絶対に絶対にいるから大丈夫だよ」です。僕が言えることなんてたかだかその程度なことは分かってます。なんの支えにもならないかもしれないし、ただの自己満足なのかもしれません。それでも、僕は僕なりの映画という形で彼女たち（彼ら）に伝えられたらな、と思いこの映画を撮りました。結果、とても愛しいキャスト、愛しいスタッフと共に、とてもささやかな、でも愛しい作品が出来ました。もしお時間がありましたら、劇場でご覧いただけたら幸いです。劇場で、待ってます。」2月1日 6時16分